2014年3月25日火曜日

自由花(おおしまざくら、つげ、ラナンキュラス)

Sさんの作品です。

花材は「おおしまざくら」「つげ」「ラナンキュラス」です。

天井に届きそうなくらい、大きな展開で構成しました。
立ち上がる勢い、
春の息吹を感じる作品になりました。

             ■正面から

この写真はSさんが写メで撮ったものです。
・・・実は完成写真を撮っていなくて・・・(××)ごめんなさい。
左右からの写真がありません。

           ■おおしまざくら(大島桜)[バラ科]

世界中で約400種あるそうです。
大島桜はゆったりとした枝振りがとても魅力的ですね。

             ■つげ(黄楊木)[ツゲ科]

庭木や生け垣でよく目にします。
こんもりと繁るイメージがあります。
丸い葉が可愛らしいですね。

             ■ラナンキュラス[キンポウゲ科]

とても鮮やかな赤です。
新色でしょうか?!

             ■花器(陶器)

高さ:61.5cm、口の直径:7cm、底の直径:10cmです。

2014年3月23日日曜日

教室紹介掲載の本

以前に取材風景を報告していた、教室紹介を掲載した書籍が
3月7日より書店の店頭に並んでいます。
・・・今日はもう23日(^^;)あらら、報告が遅すぎですよね。

気を取り直し・・・
表紙もきれいでしょ!(^^)v

園芸の書籍が並ぶコーナーに並んでいます。
書店に行かれたら手に取っていただけると幸いです。



教室紹介はこんな感じになってまぁす。


いけばな協会展出品作品

3月5日、6日、いけばな協会展に出品していました。
今ごろの報告で・・(^^;)

花材は「竹」「雲竜柳」です。
赤いのも「竹」です。
薄く剥いだ皮の裏側を着色しました。

△に組んだパーツで持ち込み、組み立てました。
制作時間は2時間強くらいだったでしょうか。

花席は、
間口:1500mm、奥行:900mm、高さ:1800mm、台の高さ:600mmです。

           ■正面から・・・赤い竹を入れる前

           ■正面から


           写真が暗い・・(××)

            ■左から

この竹は、1月にあった神奈川県支部展で使用したものです。
支部展では背中合わせに組んでいたので、
竹が緩やかな曲線に癖づいていました。
その部分を利用して、今回の作品ができあがっています。


自由花(ドラゴンうんりゅう、ミモザアカシア、スイートピー)

Nさんの作品です。

花材は「ドラゴンうんりゅう」「ミモザアカシア」「スイートピー」です。

渦巻きからだんだんと広がるドラゴンうんりゅう、
不思議な生き物のような力を感じました。
ミモザアカシアとスイートピーをそれぞれまとめたのもいいですね。

        ■正面から

        ■右から


        ■ドラゴンうんりゅう(ドラゴンうんりゅう)[ヤナギ科]

ドラゴンうんりゅうは雲竜柳より大振りで赤みがかっています。
この時季は葉がついた状態で出回るようですね。

             ■ミモザアカシア[マメ科]

ふわふわしたまん丸の花がとても可愛らしいです。
葉を取ることで黄色のかたまりに見せることができます。

             ■スイートピー[マメ科]

こんなに鮮やかな赤のスイートピーを初めて見ました。
素敵ですね〜っ(^^)

             ■花器(陶器)

幅:約23cm、高さ:約19cm、奥行:約17cm

2014年3月21日金曜日

自由花+スケッチ(2-10)(さんごみずき、ういきょう、きく)

Oさんの作品です。

Oさんは現在テキスト2を勉強中です。
テキスト1のカリキュラムにも「自由花」が1度あります。
今回は2度目の自由花です。

選択した花器は、一筆書きのような華奢な形状です。
花器の傾きに逆らった方向に、さんごみずきを大きく展開しました。
思い切りの良さがとてもいいですね。
ピンポン菊の傾きが、さんごみずきと引き合い
いっそうの躍動感を感じます。

        ■正面から

           ■左から

        ■右から

こちらから見てもいいですね〜(^^)

           ■さんごみずき(珊瑚水木)[ミズキ科]

素直な棒状の枝に小枝が枝分かれしているものが一般的かと思います。
今回のものは、大きく枝分かれして暴れています。

            ■ピンポンぎく(ピンポン菊)[キク科]

 花びらがまん丸についていて、かわいらしい印象です。

             ■ういきょう(茴香)[セリ科]

茴香の花を見るたびに、「花火みたい!」と思います。
香りを含めて大好きな花です。

             ■花器(陶器)

高さ:約35cm、幅:約20cm、奥行:約18.5cmです。

自由花(アレカやし、ふとい、カラー)

Nさんの作品です。

花材は「アレカやし」「 ふとい」「カラー」です。

Nさんの今回の作品は、「静」と「動」をひとつの作品に構成しています。
編み込んだアレカやしの大きな面と前に向っているカラーからは「静」を感じます。
後ろに向ったカラーとふといからは「動」を感じます。
駆け上がっていくような躍動感を感じますね。

ふといの足元をまとめたことで、とてもすっきりとした作品になったと思います。
先端部分にワイヤーを入れて動きを出しています。

        ■正面から

        ■左から

           ■右から

制作途中です。
ここからさらに足元を整理し、
葉の先端も落として、強い面に仕上げていきました。
今一度、作品の面と見比べて見てください。


             ■アレカやし(アレカ椰子)[ヤシ科]

細い葉が並び、面としてみることもできますが、
隙間から奥を透かし見ることができますので軽やかです。
今回のように編むこともできますし、
一部を切り取る見せ方もおもしろいですね。

             ■ふとい(太藺)[カヤツリグサ科]  


「ふとい」という名は、太いイグサという意味からつけられたそうです。
北半球に広く分布しているそうです。

             ■カラー[サトイモ科]

外側と先端が緑、内側が白で爽やかさを感じます。
カラーはすらりとした茎もとても魅力的です。

           ■花器(陶器)

幅:40cm、高さ:13cm、奥行10cmです。
裏側にも4つの穴があります。