2018年1月28日日曜日

自由花/ドラゴンうんりゅう、オクラレルカ、きんぎょそう

IHさんの作品です。

花材は「ドラゴンうんりゅう」「オクラレルカ」「きんぎょそう」です。

ドラゴンウンリュウのクネクネとした曲線は、花器から生まれて空中に消えていくようですね(^^)

 ■正面から

 ■左から

 ■右から

 ■花材(左から)
 きんぎょそう(金魚草)[ゴマノハグサ科]
 オクラレルカ[アヤメ科]
 ドラゴンうんりゅう(ドラゴン雲竜)[ヤナギ科]

 ■花器(陶器)
 高さ:32cm、幅:25cm、奥行:18.5cm

花ものでいける(4-1)/きんぎょそう、フリージア、スターチス

今回のテーマは「花ものでいける」です。
花ものとは、美しい花を咲かせる草花のことです。
それぞれの花がもつ色彩をいかすよう、構成してみましょう。

ICさんの作品です。

花材は「きんぎょそう」「フリージア」「スターチス」です。

ボリュームのあるピンクのキンギョソウ、飛び出すような勢いを感じます。
踊るようなフリージアの黄色、キンギョソウのピンクからスターチスの薄紫への色のつながりもいいですね。
中央の上下の空間、右のフリージアとの空間が効いています!(^^)
 
  ■正面から

 ■左から

 ■右から

 ■花材(左から)
 きんぎょそう(金魚草)[ゴマノハグサ科]
 フリージア[アヤメ科]
 スターチス[イソマツ科]

 ■花器(陶器)

たての添え木留め(5-2)/れんぎょう、あせび、きんぎょそう

今回のテーマは「たての添え木留め」です。
投げ入れができる変形花器に、たての添え木留めの手法で自由花をいけます。
中が透けて見えるガラス花器は避けた方が無難です。

NHさんの作品です。

花材は「れんぎょう」「あせび」「きんぎょそう」です。

レンギョウを立ち上げた構成、たての添え木留めだからこそできることですね。
キンギョソウもリズミカルに立ち上っていますね(^^)
アセビも双方をつなぐ大切な役割を果たしています。 

 ■正面から

 ■左から

 ■右から

 ■花材(左から)
 あせび(馬酔木)[ツツジ科]
 きんぎょそう(金魚草)[ゴマノハグサ科]
 
 ■花器(陶器)
 高さ:22.5cm、幅:20cm、奥行:16cm

たての添え木留め(5-2)/さんしゅゆ、あせび、きんぎょそう

今回のテーマは「たての添え木留め」です。
投げ入れができる変形花器に、たての添え木留めの手法で自由花をいけます。
中が透けて見えるガラス花器は避けた方が無難です。

OSさんの作品です。

花材は「さんしゅゆ」「あせび」「きんぎょそう」です。

左手前に大きく枝を伸ばした展開、ダイナミックな作品ですね(^^)
金魚草の位置も口元を引き締め、いいですね。

 ■正面から

 ■左から

 ■花材(左から)
 さんしゅゆ(山茱萸)[ミズキ科]
 きんぎょそう(金魚草)[ゴマノハグサ科]

 ■花器(陶器)
 高さ24.5cm、幅:24cm、奥行:10.5cm

2018年1月19日金曜日

ミニアチュール(5-15)/ゆきやなぎ、あおもじ、なんてん、れんぎょう、ラナンキュラス、きずいせん

今回のテーマは「ミニアチュール」です。
植物を部分を抽出していけたものを、複数組み合わせて構成します。
敷物の上に5作以上を並べ、ひとつの世界を作ってみましょう。

IHさんの作品です。

花器は、空き瓶に使用しなくなったアクセサリーで装飾したものです。
もちろんIHさんの手作りです!

敷物は、紙やセロハンや地板などから、花器との調和を考え、大きな紙に色の異なる小さな紙を重ねることにしました。
 

■正面から





■花材(左から①〜⑥)
①あおもじ
②ラナンキュラスの葉、ゆきやなぎ(花びらを取った萼)
③なんてん、すいせんの葉
④ラナンキュラスの花びら、あおもじ
⑤ゆきやなぎ、れんぎょう
⑥ゆきやなぎ、すいせんの副花冠(花の中央部分)







つぼ(5-10)/まんさく、たにわたり、ゆり

今回のテーマは「つぼ」です。
つぼに「交差留め」で自由花をいけます。
「交差留め」は、2本の枝を割り挟み合わせて留める方法ですから、ダイナミックに展開する作品に適しています。
●「つぼ」の目安:こぶしが入る以上の口径で、胴は口径の1.5倍以上ある花器

NHさんの作品です。

花材は「まんさく」「たにわたり」「ゆり」です。

今回は枝が細めで割り合うと弱くなる為、「釘打ち交差留め」で留めています。
枝は細めですが、左右に高低差をつけた広がりがいいですね。
タニワタリは「つぼ」には難しい花材と思いましたが、もうまく調和させていますね(^^)

 ■正面から

 ■左から

 ■右から

 ■花材(左から)
 たにわたり(谷渡)[チャセンシダ科]
 まんさく(万作)[マンサク科]
 ゆり(百合)[ユリ科]

 ■花器(陶器)・・写真が無いです(××)

自由花/なんてん、れんぎょう、カラー

OSさんの作品です。

花材は「なんてん」「れんぎょう」「カラー」です。
撓めの効かないナンテンですが、鋭く飛び出した感じがおもしろいですね(^^)
れんぎょうと上のカラーをナンテンから同じ高さの中で展開したのも良かったです。

 ■正面から

 ■右から

こちらからは、ナンテンの葉のグラデーションが素敵です!

 ■花材(左から)
 れんぎょう(連翹)[モクセイ科]
 カラー[サトイモ科]
 なんてん(南天)[メギ科] 

 ■花器
 幅:27cm、高さ:24cm、奥行:10cm

花展をめざす(5-25)/うめ、うめの新梢、はくもくれん、なんてん

今回のテーマは「花展をめざす」です。
花展への出品を想定しいけます。
草月展への出品であれば、花展の「テーマ」があり、花席サイズ、作品サイズ、制作時間の制約があります。事前に「デッサン」の提出も必要です。
なお、この機会にお隣になった方への気遣いや搬入搬出、お手入れ、水場利用のマナーなども学びましょう。 

今回は草月展への出品を想定し、デッサンを描き、作品をいけました。
テーマは『いけばなは絵だとういう、音楽でも、彫刻でもある』です。
作品サイズは「間口:70cm×奥行:70cm×高さ:240cm」です。
制作時間は「2時間」です。

YAさんの作品です。

花材は「うめ」「うめの新梢」「はくもくれん」「なんてん」です。

 ■デッサン

テーマの中の「彫刻」を意識しデッサンを描いたそうです。  

デッサンに近い作品になりましたね。
ウメの新梢で描いたラグビーボールのようなラインが、彫刻的に感じます。
ユーモラスな花器ともよく合っておもしろいですね〜v(^^)
白モクレンとウメの枝先に早春の勢いがあり素敵です!
サイズもしっかり守れています。

 ■正面から

 ■左から

 ■右から

こちらもおもしろいです。
ちょっと女性が頭に花を載せているようにも見えますネ(^^)

■花材(左から)
うめの新梢
なんてん(南天)[メギ科]
うめ(梅)[バラ科]
はくもくれん(白木蓮)[モクレン科] 

 ■花器(陶器)
 高さ:32cm、幅:28cm、奥行:12.5cm

2018年1月17日水曜日

自由花+スケッチ(2-10)/さくら、つばき、チューリップ

今回のテーマは「自由花+スケッチ」です。
自由花をいけた後、花材のスケッチを行います。
スケッチを行うことで、普段ざっくりと見てしまっている花材の細部まで観察します。
たくさん発見があると思います。

SAさんの作品です。

花材は「さくら」「つばき」「チューリップ」です。

お稽古はじめ1月6日でしたが、サクラが入ってきました。
春が近づいた喜びが、伸びやかな作品に現れているようです(^^)
 
 ■正面から

 ■左から

 ■右から

 ■花材(左から)
 チューリップ[ユリ科]
 さくら(桜)[バラ科]
 つばき(椿)[ツバキ科]

 ■花器(陶器)
 高さ:17cm、幅:39cm、奥行:14cm