2021年2月23日火曜日

自由花/さんしゅゆ、つばき

OSさんの作品です。

花材は「さんしゅゆ、つばき」です。


花器の形状と相まって、今にも転がり出しそうです。

おもしろいですね(^^)

太くて長いサンシュユを、この角度で固定するのは困難だったことでしょう。

短くて少量敷かなかったツバキを効果的に使って、うまく足元をまとめていますね。

 

写真 正面から→左から→右から

花材(左から) ダリア[キク科]※使っていません→つばき(ツバキ科)→さんしゅゆ[ミズキ科]

 

自由花/こでまり、ぎょりゅうばい、ラナンキュラス(セティ)

IHさんの作品です。

花材は「こでまり、ぎょりゅうばい、ラナンキュラス(セティ)」です。

 

軽快で華やかな作品ですね(^^)

コデマリの分量、ギョリュウバイの流れ、いいですね。

ギョリュウバイは地味な印象ですが、ちらちら開花している赤い花が 、作品を華やかにしてくれています。

 

写真 正面から→左から→右から

花材(左から) ラナンキュラス[キンポウゲ科]→ギョリュウバイ[フトモモ科]→こでまり[バラ科]


自由花/とさみずき、こでまり、トルコききょう

KHさんの作品です。

花材は「 とさみずき、こでまり、トルコききょう」です。


1作目

花器の風情と、低く抑えたコデマリと、開花1輪のトルコキキョウから、

庭先の手水鉢を連想しました。

トサミズキの枝のリズムや、枝分かれがはじまる位置がちょうど良いですね。

コデマリの隙間から、キラキラひかる水が見えるようです(^^)


2作目

コデマリの枝先の流れをいかして、軽やかな作品ですね(^^)

 

写真(1作目2作目共に) 正面から→左から→右から

花材(左から) トルコききょう[リンドウ科]→こでまり[バラ科]→とさみずき(マンサク科)

 

自由花/ひめみずき、ミモザアカシア、きく

HRさんの作品です。

花材は「 ひめみずき、ミモザアカシア、きく」です。

 

1作目

大きくのびやかに、それぞれのもっている姿をいかして構成しています。

ぐぐっとのびている水平線と垂直の切立の花器との関係、

ミモザアカシアの前後に振った長短のバランス、いいですね。

まん丸のキクがブルーの花器の上にちょこんと、可愛らしいです(^^) 


2作目

色が主役の作品ですね(^^)

ミモザアカシアは、葉を取ったことで黄色い色が前面に出てきました。

そのことで、キクの葉の緑が際立ちます。


写真(1作目2作目共に) 正面から→左から→右から

花材(左から) きく[キク科]→ミモザアカシア[マメ科]→ひめみずき[マンサク科]

 

2021年2月22日月曜日

自由花/ななかまど、ゆきやなぎ、サイネリア

NHさんの作品です。

花材は「ななかまど、ゆきやなぎ、サイネリア」です。

 

花器の形からでしょうか、ひな祭りの節供を祝っているように感じます(^^)

ナナカマドをしっかり撓め、流れる曲線をきれいに出しています。

撓めることが難しいユキヤナギもしっかり撓めたことで、足元が引き締まって美しいですね。


写真 正面から→左から→右から

花材(左から) ゆきやなぎ[バラ科]→ななかまど[バラ科]→サイネリア[キク科]


2021年2月21日日曜日

自由花/ゆきやなぎ、ぜんまい、きんぎょそう

IHさんの作品です。

花材は、「ゆきやなぎ、ぜんまい、きんぎよそう」です。


大胆にユキヤナギを折だめて、大きな羽を広げた構成から、‥ジュディオングさんの「魅せられて」の衣装を連想してしまいました😆

ユキヤナギもゼンマイも撓めが利かない花材です。

大きなガラス(滑る)の投入花器にいけてみようと、挑戦した事に👏


写真 正面から➡️左から➡️右から

花材(左から) きんぎょそう[ゴマノハグサ科]➡️ぜんまい[ウラジロ科]➡️ゆきやなぎ[バラ科]

2021年2月20日土曜日

自由花/ねこやなぎ、こでまり、ガーベラ

KHさんの作品です。

花材は「 ねこやなぎ、こでまり、ガーベラ」です。


1作目

春が来た喜びが伝わる作品ですね😊

ゆったりと撓めたヤナギが、やわらかな陽射しを感じさせてくれます。

丈の短いコデマリは足元で、軽やかな動きをみせています。

さまざまな方向に向いたガーベラが、あらゆる角度からの視線に対応しています。


2作目

ガーベラの黄色に花器の青が鮮やかです。

ガーベラのを垂直に立ち上げた直線と、ヤナギとコデマリの曲線の対比がおもしろいですね😊

花器も直線でできています。


写真(1作目2作目ともに) 正面から➡️左から➡️右から

花材(左から) ガーベラ[キク科]➡️こでまり[バラ科]➡️ねこやなぎ[ヤナギ科]

 

2021年2月19日金曜日

自由花/きばでまり、セローム、ドラセナ

NHさんの作品です。

花材は「 きばでまり、セローム、ドラセナ」です。


葉の重なり、たおやかな枝の流れが素敵ですね(^^)

花器の右側を空けた立ち上がりも美しいです!

実はこの花器、ハガキを一回り大きくした程度の小さいものなんです。


写真 正面から→左から→右から

花材(左から) トルコききょう[リンドウ科]使っていません→きばでまり[バラ科]→セローム[サトイモ科] ※ドラセナ[リュウゼツラン科]写真ありません

 

2021年2月18日木曜日

直線の構成(3-5)/さんごみずき、ニューサイラン、カーネーション

今回のテーマは「直線の構成」です。

「直線」を主役に、「直線」で構成した作品をいけます。

植物は直線に見えても、よく見ると曲がりがあります。

矯める技術を使って、直線にして使うことがこのテーマでは重要です。

 

OSyさんの作品です。

花材は「 さんごみずき、ニューサイラン、カーネーション」です。


両側から立ち上がった構成から生まれた空間が効果的で、おもしろいですね(^^)

三角の空間と長方形の空間が、作品のところどころにあります。

サンゴミズキとニューサイランをしっかり直線にして使ったことで、明快な作品になりました。

鮮やかな色のカーネーションは低く使ったのも良かったですね。

後方の1本が作品に動きを作ってくれました。

 

写真 正面から→左から→右から

花材(左から) カーネーション[ナデシコ科]→ニューサイラン[ユリ科]→さんごみずき[ミズキ科]


自由花/ななかまど、れんぎょう、きく

OSさんの作品です。

花材は「ななかまど、れんぎょう
きく」です。

力強いですね~☺
横一文字留めでしっかり留めてあります。
口元もしまって、美しくまとめてありますね。

写真 正面から➡️左から➡️右から

花材(左から) きく(キク科)➡️ななかまど(バラ科)※れんぎょう(モクセイ科)写真ありません

2021年2月13日土曜日

第6回研究会/ミニアチュールを楽しむ

「第6回研究会/ミニアチュールを楽しむ」を行いました。 

 親先生の石川龍先生は、毎年お雛様が近づくと、小さな雛壇飾りとミニアチュールを玄関に飾って迎えてくださいました。 
そしてミニアチュールのお稽古です。 
箱の中に、先生がお作りになったり奥様が集められた小さな小さな花器が沢山入っていて…。 各々好きな花器を選んで、小さな世界を楽しませていただきました。 

 このたび、その花器を譲っていただきました。

 












そこで、花器を自作して1作、先生からお譲りいただいた花器を使って1作、 思いっきりミニアチュールを楽しむ研究会をする事にしました。

 自作花器は、お湯につける事で整形できるプラスチックねんどやハサミで切る事ができる薄い金属板を使用、装飾はワイヤーやビーズなどを用意しました。 

参加者は6名です。 

 わいわいおしゃべりしながらの作業だと楽しいのですが、ソーシャルディステンス・・。 黙々と壁に向かっての作業です。


















TYさんの作品です

上:自作花器 
傾き具合がいいですね〜(^^)
花が入ってよりおもしろくなりました。 

下:先生からの花器 
ガラス花器の透明感と花材の組合せ、色鮮やかですね。













YAさんの作品です 

上:自作花器 
カラフルで楽しい世界ですね!(^^)
アルミ板への映り込みも、おもしろいです。 

下:先生からの花器 +教室の花器
真逆の世界、しっとり和の印象です。









IHさんの作品です 

上:自作花器
粘土をうす〜く伸ばして整形、花びらを重ね合わせたよう。 
透明感が出て黒は墨流しのようですね(^^) 
銅板は平ですが、落としも陰に付けて丁寧です。

下:先生からの花器 
小さなコロッとした花器が並んで、美味しそうです😊








ARさんの作品です 

上:自作花器 やさしい色合いで、眺めていると気持ちがやわらかくなります(^^) 
花器の色の混ぜ方も繊細で、ビーズや金属の貼り合わせも丁寧ですね。 

 下:先生からの花器 素材の異なるものを大小取り混ぜて、置き合わせの距離感も変えて、地板の上で変化があります。












THさんの作品です 
上:自作花器 
花のような花器と隣り合わせの一輪の花、赤い花が入っている花器に赤いビーズ、一つひとつにインパクトがありますね(^^) 
花器一つひとつの色合いも素敵です。 

下:先生からの花器 
小さな金属板の上の世界ですが、広い自然の中にいるような印象です。













OSさんの作品です 
 上:自作花器 
春の宴のようですね(^^) 
花器制作ではプラスチック粘土にフエルトを練り込む工夫やマニキュアを使用しています。 
地板はガラスです。 

下:先生からの花器
右から左へ、ゆっくり煙が流れてるみたいです。