2020年5月6日水曜日

お家いけばな(自主練その4)/きいちご、ガーベラ

OSさん)
木苺とガーベラを選びました。
場所は前回と同じです。
花器は以前、草月の通販で買ったものです。

上に上に伸びるように活けたかったのですが
どーも、うまくいかず、この形に。
上はスペース的にギリギリ…。
この花器は幅が狭いので、活ける際には幅を出すように考えました。
でも…今さらですが、どうして右の木苺の枝には葉が無いのでしょうねえ。






講評)
上に伸びていく表現、右側はできています。
左側を、右側の表現が生きるように合わせていけたら良かったですね。
左右が全く別の表現なっています。
緊張感の無い空間も、それを強調してしまっています。

制作の初めから、いろんな角度からの視線を意識し過ぎて、最初に掲げた方向から離れてしまったのではないでしょうか。‥教室でも感じる事があります。
正面からいけて、横を確認して過不足を補う、と考えてください。
正面を大切にしてください。

また、制作中にこちらの方が良いかも、と思った場合は、最初の表現の方向からは離れて、良いと思った方向を正面として改めて構成しましょう。

表現としては、正面からが上に伸びる表現、また花器の丸い穴とガーベラの花の丸さが生きます。
枝に葉が無いなら、葉がある枝で補います。(初めて鋏を持った時からしている事です…主枝に対する従枝)
ガーベラの花の丸い輪郭をしっかり前面に出すと、花器や棚の空間にも合うと思います。
白い四角い空間に、白い四角の花器、丸い穴‥おもしろいですね!
どういけるか、です。

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