2022年12月30日金曜日

お正月花でお稽古納め

12月29日にお正月花をいけて、今年のお稽古納めをいたしました。
それぞれ希望の松、花材を注文していけました。 
お正月花はお家が本番ですから、7割ぐらいで仕上げています。 
最後に水引を加えて。 

今日(12月30日)はお家にいけて、お正月の準備をしたことでしょう。

みなさま良いお年をお迎えください😊

作品は(上から)
NHさん 根引松(ねびきまつ)・蝋梅(ろうばい)・シンビジウム*作品中央に入る予定
KHさん 根引松(ねびきまつ)・千両(せんりょう)・菊(きく)
IHさん 蛇目松(じゃのめまつ)・木瓜(ぼけ)・千両(せんりょう)
HRさん 大王松(だいおうしょう)・霞草(かすみそう)・アマリリス
OSさん 大王松(だいおうしょう)・霞草(かすみそう)・百合(ゆり)
ATさん 若松(わかまつ)・千両(せんりょう)・菊(きく)
THさん 若松(わかまつ)・南天(なんてん)・菊(きく)
MAさん 根引松(ねびきまつ)・蝋梅(ろうばい)・シンビジウム





2022年12月29日木曜日

自由花/サンゴミズキ、ニューサイラン、エピデンドラム

HRさんの作品です。

 

花材は「 サンゴミズキ、ニューサイラン、エピデンドラム」です。

サンゴミズキ?エビモミジ?・・枝の分かれ方はサンゴミズキか・・オーロラサンゴミズキ?


1作目

ニューサイランの葉を面に重ねた構成、サンゴミズキの曲線も花器と響き合っています。

エピデンドラムの黄色の位置がいいですね(^^)

 

2作目

縦長に丸めたニューサイランの表情が可愛らしく、一足早い芽吹きを感じました。

足付きの花器を使ったのも軽やかで良かったです(^^) 


写真(1、2作ともに) 正面から→左から→右から

花材(左から) サンゴミズキ[ミズキ科]→ニューサイラン[ユリ科] →エピデンドラム[ラン科]


2022年12月28日水曜日

つるもの(4−6)/くず蔓、ヘリコニア、ミリオクラダス

今回のテーマは「つるもの」です。

つる性の植物は線の特徴にすぐれています。

手にしたつるものの特徴を見極め、特性をいかす構成を意識しましょう。

 

OSyさんの作品です。

 

花材は「くず蔓、ヘリコニア、ミリオクラダス」です。

クズづるは直線にちかい印象です。

太い部分細い部分があります。


1作目

花器を横長に使い、平面的な構成ですね。

ツルは細いものを選択して使っています。

立ち上がった構成が、花器とおもしろい関係です。

ヘリコニアは緑の葉や茎はすべて除いて赤い苞だけを使い、ツルの繊細な印象に合わせていますね。色を見ても、緑が入らなくてよかったです。(^^) 


2作目

同じ色味の花器ですが、力強い印象です。

クズづるは太めのものを、ヘリコニアの力強い茎も加えて花器とバランスを取っています。

こちらは、緑が入ってよかったです(^^)


写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から

花材(左から) ミリオクラダス[ユリ科]→くず蔓[マメ科]→ヘリコニア[バショウ科]

 

2022年12月24日土曜日

自由花/うんりゅうやなぎ、みかん、ヒペリクム

THさんの作品です。

 

花材は、「 うんりゅうやなぎ、みかん、ヒペリクム」です。

 

1作目

ミカンの溢れ出る表情がいいですね。

ウンリュウヤナギの輪郭を整理してくっきりさせたのもよかったです😊


2作目

縦長の構成ですね。

1作目の丸い花器に対し四角い花器を選択、色が同じ白なので、余計に印象の違いをおもしろく思いました😊


写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から

花材(ひだりから) みかん[ミカン科]→うんりゅうやなぎ[ヤナギ科]→ヒペリクム[オトギリソウ科]





2022年12月23日金曜日

自由花/きいちご、ひば、フランネルフラワー

IHさん の作品です。

 

花材は「きいちご、ひば、フランネルフラワー」です。

 

キイチゴの鮮やかな紅葉、茎もいかしていて素敵です。

口元は緑の葉を選んで色の対比を作ったのも良かったです。 

花材をよく見て、それぞれの持ち味をしっかり作品にいかしていますね(^^)

 

写真 正面から→左から→右から

花材(左から) ひば[ヒノキ科]→きいちご[バラ科]→フランネルフラワー[セリ科]


2022年12月22日木曜日

自由花/うんりゅうやなぎ、たにわたり、アマランサス、はぶちゃ、そてつ

YAさんの作品です。 

 

花材は「うんりゅうやなぎ、たにわたり、アマランサス 」です。

 

1作目

ウンリュウヤナギとタニワタリ、アマランサスの花の動きが一体化。

ゆるやかな表情は水中を見ているようですね(^^)

 

2作目(研究会残り花材のはぶちゃ、そてつを加えて)

面での構成、おもしろいですね。

アマランサスの花もあまり飛び出さないようにしています。

厚みの無い中で、ハブチャやアマランサスの葉の先端に動きがあり素敵です(^^)

 

写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  アマランサス[ヒユ科]→たにわたり[チャセンシダ科]→うんりゅうやなぎ[ヤナギ科]


2022年12月21日水曜日

自由花/アレカやし、ふうせんとうわた、ピンクッション

NHさんの作品です。 

 

花材は「アレカやし、ふうせんとうわた、ピンクッション」です。

 

先端を切ったアレカヤシは、面的要素をいっそう強く出しています。

編み込んだ部分、片側を落とした部分、両側を落として線を出した部分をおもしろく組み合わせていますね。

ピンクッションも矯めて、舞い上がるような表情に留めています。

NHさんの矯める技術に拍手です(^^)

 

写真 正面から→左から→右から

花材(左から) アレカやし[ヤシ科]→ピンクッション[ヤマモガシ科]→ふうせんとうわた[ガガイモ科]

 

2022年12月20日火曜日

自由花/みかん、ニューサイラン、トルコききょう

HRさんの作品です。

 

花材は「みかん、ニューサイラン、トルコききょう」です。

 

立ち並んだミカンの表情が可愛らしいです。

トルコキキョウとニュサイランは小さくまとめて、ミカンを引き立てていますね(^^)

 

写真 正面から→左から→右から

花材(左から) トルコききょう[リンドウ科]→みかん[ミカン科]→ニューサイラン[ユリ科]