ちぃ道場は草月流いけばなの道場です。 植物の中からおもしろいと思う線を見つけて取り出したり、おもしろいと思う線に作り変えたり、植物が持っている色を組み合わせたり、かたまりにしたりしていけます。 集う人々は自分の”おもしろい”をいけることに夢中です。 日々の”おもしろい”もプラスして・・・。
2021年12月31日金曜日
お正月花
自由花/うんりゅうやなぎ、ききょうらん、ダリア
HRさんの作品です。
花材は「うんりゅうやなぎ、ききょうらん、ダリア」です。
1作目
花器と響き合い、ゆったりと上昇していく様が美しいですね。😊
2作目
自然なようでしっかりコントロールされた、キキョウランの葉の動きがいいですね。
対極にあるようなウンリュウヤナギの動きを、2本のダリアがつないでくれています。😊
写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から
花材(左から) ダリア[キク科]→ききょうらん[ユリ科]→うんりゅうやなぎ[ヤナギ科]
2021年12月30日木曜日
自由花/せっかやなぎ、つばき、グズマニア
YAさんの作品です。
花材は「せっかやなぎ、つばき、グズマニア」です。
1作目
しっかりと矯められた石化ヤナギ、ツバキの合間から飛び出し、力強く踊っているような躍動感ですね。
重厚感のある花器ですが、ツバキとグズマニア(色)を塊にしたことで、重く感じなくなりました😊
2作目
左下から右上につながった石化ヤナギが軽快ですね。
華やかさもあります😊
写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から
花材(左から) つばき[ツバキ科]→せっかやなぎ[ヤナギ科]→グズマニア[パイナップル科]
2021年12月25日土曜日
自由花/あおもじ、ミモザアカシア、トルコききょう
NHさんの作品です。
花材は「 あおもじ、ミモザアカシア、トルコききょう」です。
アオモジは折れ易い花材ですが、細い部分の表情をうまく引き出しています。
ミモザアカシアも線を取り出して、風が舞うような軽やかさがあります。
トルコキキョウの並んだ表情が、横長でふっくらとした花器と響き合っています(^^)
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) あおもじ[クスノキ科]→ミモザアカシア[マメ科]→トルコききょう[リンドウ科]
2021年12月24日金曜日
自由花/ウインターベリー、たにわたり、はぼたん
MAさんの作品です。
花材は「 ウインターベリー、たにわたり、はぼたん」です。
タニワタリのたっぷりした表情と、ウィンターベリーが良く合っています。
見え隠れするハボタンも可愛らしくいいですね。
剣山の位置、挿し口もちょうど良いです(^^)
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) ウインターベリー[モチノキ科]→たにわたり[チャセンシダ科]→はぼたん[アブラナ科]
2021年12月23日木曜日
自由花/にしきぎ、ウインターベリー、グロリオーサ
IHさんの作品です。
花材は「にしきぎ、ウインターベリー、グロリオーサ」です。
バキバキ折り矯めたニシキギは、グロリオーサを立ち上げる役目もしています。
細い部分も同様に折り矯めていて、繊細な表情を作っていますね。
グロリオーサの葉も大切な役割を果たしています(^^)
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) グロリオーサ[ユリ科]→ウインターベリー[モチノキ科]→にしきぎ[ニシキギ科]
2021年12月22日水曜日
自由花/あおもじ、ユーカリ、ストレリチア
AYさんの作品です。
花材は「あおもじ、ユーカリ、ストレリチア」です。
矯めの利かないアオモジですが、枝つきがストレリチアの形状と重なります。
花器の奥行の中で立ち上がった構成、力強いですね(^^)
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) あおもじ[クスノキ科]→ストレリチア[バショウ科]→ユーカリ[フトモモ科]
2021年12月21日火曜日
自由花/さんごみずき、ミリオンバンブー、アンスリウム
ATさんの作品です。
花材は「 さんごみずき、ミリオンバンブー、アンスリウム」です。
1作目
大きな空間に、赤い線と緑の線で絵を描いたようです。
伸びやかな線が気持ちいいですね(^^)
2作目
上への力と横への広がりは1作目と構成は似ていますが、とってもシャープな印象に変わりました。
ステンレスの花器にとても合っています(^^)
写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から
花材(左から) アンスリウム[サトイモ科]→さんごみずき[ミズキ科] →ミリオンバンブー[リュウゼツラン科]
2021年12月20日月曜日
自由花/サンゴミズキ、ユーカリ、ひまわり、アスパラガス・プルモーサス、オンシジウム
HRさんの作品です。
花材は「 サンゴミズキ、ユーカリ、ひまわり、アスパラガス・プルモーサス、オンシジウム」です。
1作目
サンゴミズキを撓めた大きなアーチが、虹のようです。
ヒマワリとユーカリの構成が視線を上に誘導してくれ、重なるアスパラガスのやわらかなアーチが風を感じさせてくれます。
足付きの花器の角を前に向け、より軽やかな印象になりました (^^)
2作目
アスパラガスの葉を取って出てきた、細い曲線の動きがおもしろいですね。
一番奥の見え隠れのヒマワリが利いています。
奥行が出て、角度を変えて見た時にも視線を受け止めてくれます(^^)
写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から
花材(左から) さんごみずき[ミズキ科]→ユーカリ[フトモモ科]→ひまわり[キク科]※アスパラガス・プルモーサス[ユリ科]、オンシジウム[ラン科]