2024年6月29日土曜日

自由花/アレカやし、アリウム・リーキー、ひまわり

NHさんの作品です。

アリウムの線がイキイキと動いています。
アレカヤシを編んで強い面、濃い緑にしたことで、アリウムの線と対比の関係になりました。
ヒマワリは矯めて上向に、飛び出した表情になっています。
ヒマワリの種の部分に黒い丸と花器の黒い部分も、響き合っていますね😊

写真 正面から→左から→右から
花材(左から) アレカやし[ヤシ科]→ひまわり[キク科]→アリウム・リーキー[ユリ科]
 





 

2024年6月28日金曜日

自由花/とくさ、ゆりの実、ガーベラ

YAさんの作品です。

1作目
花器の形を意識したトクサの構成、正面からは平面を強く感じますが、横から見た時に振り幅の小さな立体感があり素敵です。
トクサの直線的な立ち上がりとガーベラの有機的な立ち上がりの対比もおもしろいです😊
 
2作目
トクサの浮遊感が、花器の形と相俟っておもしろいです。
ガーベラの花の向きも効果的ですね😊

写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から
花材(左から) ガーベラ[キク科]→ゆりの実[ユリ科]→とくさ[トクサ科]


    








 

2024年6月20日木曜日

自由花/ふさすぐり、ニューサイラン、アリウム・ギガンチウム

THさんの作品です。

1作目
ニューサイランと花器の装飾のラインが響き合っていますね。
ギガンチウムの位置もいいです。
フサスグリが勢いよく飛び出して、作品にスピード感があります。
長さと角度が良かったのですね😊

2作目
フサスグリの実と赤いガラス花器が鮮やかです。
ギガンチウムの高さを抑え、視線を低くしたのもよかったです。
ニューサイランは、最初は1本で完結する輪で構成していて重さがありました。
違う葉に挟んで留めることで動きを出し、印象が軽くなるようにしました😊


写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から *光のコントロールができず黄色く😓
花材(左から) ギガンチウム[ユリ科]→ニューサイラン[ユリ科]→ふさすぐり[ユキノシタ科]


 








 

2024年6月17日月曜日

アートとの語らい(5-20)/ブルーベリー、がま、けいとう

今回のテーマは「アートとの語らい」です。
アート作品からインスピレーションを得て、それが置かれている空間でいけます。
アート作品は、自分以外が制作した平面や立体の作品です。

OSyの作品です。

1作目
アート作品・・ビヨン・ヴィンブラッドの絵柄のフラワーベース
霧雨の沼地で佇んでいるような、もの悲しさを感じます。
ブルーベリーがぐっと下がっているのと、少し斜めに向けて立たせたことの効果ですね。
ガマの高さ、花器の色をケイトウと合わせて色を抑えたのもよかったです😊

2作目
アート作品・・3歳の息子さんの作品
弾む楽しさが伝わる作品です。
ガマの葉の輪と作品の窓が丸、花器とアート作品の四角の要素、花器の窓の三角、リズムがあります。
花器に縦縞の地模様があるのですが、木の木目から選択したそうです😊

写真(1作目) 正面から→左から→右から
  (2作目) 正面から
花材(左から) がま[ガマ科]→けいとう[ヒユ科]→ブルーベリー[ツツジ科]


 








 

2024年6月15日土曜日

自由花/ばいかうつぎ、ドラセナ・コンシンナ、ひめひまわり

YAさんの作品です。

1作目
勢いよく飛び出した表情がおもしろいです。
真っ直ぐのびて矯めのきかないバイカウツギはなかなか手強いです。
花と葉を集合させて線との対比で構成ですね。
浮き上がったヒメヒマワリの茎の線が効いています。
植物で生まれた涙がたの空間と花器の丸い窓の関係もいいですね😊

2作目
思い切った構成ですね。
花器の重さが気になります。
色が白だったら、まったく違う印象になったでしょう😕


写真(1、2作共に) 正面から
花材(左から) ドラセナ・コンシンナ[リュウゼツラン科]→ばいかうつぎ[ユキノシタ科]→ひめひまわり[キク科]


 




 

2024年6月12日水曜日

自由花/うんりゅうやなぎ、ドラセナ、アマランサス

NHさんの作品です。

ウンリュウヤナギの卵形の球体、おもしろいですね。
不要な線を整理し、1本1本の線は先端まで丁寧に矯めてあります。
力強い太い線、中位の線、軽快な細い線、どの線も生き生き金色に輝いています。
アマランサス、ドラセナの位置、表情も良いですね😊

写真 正面から→左から→右から
花材(左から) ドラセナ[リュウゼツラン科]→アマランサス[ヒユ科]→うんりゅうやなぎ[ヤナギ科]


 





 

2024年6月10日月曜日

私の自由花/ほざきななかまど、ブルーファンタジア、カーネーション、トルコききょう

火曜日は豊川稲荷文化会館のお稽古、お花屋さんは花回さんです。
毎回種類を多く入れてくださいます。

一つの包みに入っていた花材で、花器を取り替えていけてみました。

いけあげた順番で写真を載せました。
最後の2枚は、左上を切り取り少しだけ角度を変えて撮ったものです。

これから、その日の気分で作品を選んでInstagramにupしていきます😊








 

2024年6月9日日曜日

レリーフ/アスパラガス、とうがらし、ひおうぎ・・

今回のテーマは「レリーフ」です。
壁にかける作品で、浮き彫りとも訳されます。
絵画のようでもあり彫刻のようでもある表現です。
枯れもの、漂白花材、着色花材、異質素材も使用可能です。
グルーガンなどで貼り付けて制作します。

OSyさんの作品です。

アスパラガスの細い線が黒いボードに浮き上がり、繊細です。
横から見ると立体感がよくわかります。
ボードを斜めに使ったのも良かったです😊


 





 

2024年6月7日金曜日

自由花/ジューンベリー、がま、アナナス

YAさんの作品です。

1作目

1本の線をどう終着させるか、ひと粒の実を残すのか取り除くのか・・。

シンプルな構成は、より厳しい判断を求められます。

丁寧に判断を重ねた作品、美しいですね(^^)

 

2作目

1本の枝の脇枝を上下に垂直に矯め、葉を整理して、おもしろい表情を引き出しています。

主役は上に立ち上がっている1本の枝とのこと。

いけ上がりは伸びやかで素敵だけど、その枝を主役にするにはちょっと間延びしているかも・・。

3cmほど切り取り過ぎだったかも知れませんが、見比べてみてください(^^)

 

写真(1作目) 正面から→左から→右から

  (2作目) いけ上がった状態→右先を切り取った状態

花材(左から) アナナス[パイナップル科]→がま[ガマ科] →ジューンベリー[バラ科]

 







 

2024年6月6日木曜日

自由花/アレカやし、アリウム・ギガンチウム、カンパニュラ

IHさんの作品です。

小振りのアレカヤシですが、重ね合わせて生まれた動きが軽やかです。
カンパニュラも動かしてくれました。
アリウムの茎の直線、花器の直線と三角の形、アリウムの丸・・おもしろい関係ですね😊

写真 正面から→左から→右から
花材(左から) アリウム・ギガンチウム[ユリ科]→アレカやし[ヤシ科]→カンパニュラ[キキョウ科]