アリウムの線がイキイキと動いています。
アレカヤシを編んで強い面、濃い緑にしたことで、アリウムの線と対比の関係になりました。
ヒマワリは矯めて上向に、飛び出した表情になっています。
ちぃ道場は草月流いけばなの道場です。 植物の中からおもしろいと思う線を見つけて取り出したり、おもしろいと思う線に作り変えたり、植物が持っている色を組み合わせたり、かたまりにしたりしていけます。 集う人々は自分の”おもしろい”をいけることに夢中です。 日々の”おもしろい”もプラスして・・・。
YAさんの作品です。
1作目
1本の線をどう終着させるか、ひと粒の実を残すのか取り除くのか・・。
シンプルな構成は、より厳しい判断を求められます。
丁寧に判断を重ねた作品、美しいですね(^^)
2作目
1本の枝の脇枝を上下に垂直に矯め、葉を整理して、おもしろい表情を引き出しています。
主役は上に立ち上がっている1本の枝とのこと。
いけ上がりは伸びやかで素敵だけど、その枝を主役にするにはちょっと間延びしているかも・・。
3cmほど切り取り過ぎだったかも知れませんが、見比べてみてください(^^)
写真(1作目) 正面から→左から→右から
(2作目) いけ上がった状態→右先を切り取った状態
花材(左から) アナナス[パイナップル科]→がま[ガマ科] →ジューンベリー[バラ科]