2024年9月29日日曜日

縦長の構成(3−1)/かくれみの、さんごみずき、ひまわり

今回のテーマは「縦長の構成」です。
植物ならではの自然な線の美しさをいかし、上方へと伸びる力を意識して縦長に構成します。
足元(剣山)は植物で整えます。

カクレミノの枝ぶりをいかしていますね。
サンゴミズキと立ち上がるヒマワリの表情が、さらに伸びやかさを強調してくれています。
カクレミノの葉を整理して下の部分と調子を合わせているので一体感があります。
足元も美しく整えられています😊


写真 正面から→左から→右から

花材 *撮り忘れました😓







 

2024年9月28日土曜日

自由花/せっかえにしだ、ひおうぎ(実)、けいとう

NHさんの作品です。

丁寧に矯めたエニシダですが、選んだ花器に合わせることが難しかったようで、3時間近く格闘後に断念。
花器を替えて10分程でいけあげた作品です。
エニシダの細い線とヒオウギが一つの動きとなっていていいですね。
いつも細部まで丁寧に仕上げるNHさんは、もう少し整えたい部分があったようなのですが、お稽古終了時間・・・時間切れとなりました😢


写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  ひおうぎ[アヤメ科]→石化えにしだ[マメ科]→けいとう[ヒユ科]








 

2024年9月27日金曜日

自由花/のばら、そてつ、きく

OSyさんの作品です。

1作目
立ち上がるキクを上に向けて、縦長の構成に効果的ですね。
ソテツの輪がポイントになっていて、ノバラとの重なりが軽快な表情をつくっています😊

2作目
今度は横に流れる構成ですね。
ソテツの勢いにキクの紫のリズムがいいですね。
花器とキクの色がしっくり合っています😊

写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  きく[キク科]→のばら[バラ科]→そてつ[ソテツ科]










 

2024年9月26日木曜日

自由花/ゆきやなぎ、つるうめもどき、コスモス

THさんの作品です。

1作目
おだやかな秋風が枝先を揺らして、やさしいですね😊

2作目
ピンクのコスモスをツルウメモドキのオレンジに、白い丸みの花器を黒の直線的な花器に変えて。
1作目ではやわらかな印象でしたが、2作目はキリッとしまった和の印象に変わりました。
短いツンツンしたツルウメモドキでしたが、その特徴をうまく作品にいかしています😊

写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  つるうめもどき[ニシキギ科]→コスモス[キク科]→ゆきやなぎ[バラ科]












 

2024年9月25日水曜日

自由花/ふうせんとうわた、ききょうらん、アマランサス

ATさんの作品です。


1作目
腰高に、涼風を運んでくれますね。
写真ではうまく伝える事ができていないのですが、アマランサスにある曲がりのとても良い表情をとらえています。
真っ赤な花器に遊び心が、元気をもらいました😊

2作目
ビヨーンと広がったフウセントウワタ、キキョウランのぐるぐる、幼児の絵のような無邪気さがあります。
思わず笑みがこぼれ、心が解放されました😊

写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  ききょうらん[ユリ科]→ふうせんとうわた[ガガイモ科]→アマランサス[ヒユ科]










 

2024年9月24日火曜日

自由花/うんりゅうやなぎ、ルスカス、けいとう

NHさんの作品です。


ウンリュウヤナギとルスカスを同じリズムで動かして、一体感があります。

花器のうねうねしたところとも響き合います。

ケイトウの赤い丸の位置もいいですね😊



写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  ルスカス[ユリ科]→うんりゅうやなぎ[ヤナギ科]→けいとう[ヒユ科]








 

2024年9月23日月曜日

場をさがす(5−24)/パンパスグラス、ガイミアリリー、クルクマ

今回のテーマは「場をさがす」です。
いけばなを飾るに定席とされている場所以外の場を探し出し、その場の空間にいけます。
見つけ出した場だから面白くなる作品を構成してみましょう。

OSyさんの作品です。

1作目
教室内をぐるぐる回り、探し出した場は🔻のシールが貼ってある窓の上です。
▽の掛け花を下げて、パンパスとの空間も△です。
クルクマは窓枠と同じ水平線になるように撓めて、緊張感がありますね。
そして、向かいのビルの窓にも🔻シールが😆👏

2作目(自由花)
ガイミアリリーの葉との空間を意識して構成しています。
パンパスグラスはふわふわして、緊張感の表現にはなかなか難しいですね。
挿し口を左に寄せて頑張りました😊

写真(1作目)正面下から
  (2作目)正面から→左から→右から

花材(左から)  ガイミアリリー[ユリ科]→パンパスグラス[イネ科]→クルクマ[ショウガ科]












2024年9月22日日曜日

自由花/がま、ローゼル、りんどう

ICさんの作品です。


1作目
ローゼルの実の動きが軽やかです。
流れるようなガマの葉と一体となり、音楽が聴こえてくるようですね。
ガマの穂の3本のリズム、高さも花器と良いバランスです😊

2作目
こちらもガマの葉の動きが素敵な表情を作っていて、カゴに似合っています。
縦長の構成の中の横の流れの分量が、絶妙です😊

写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  がま[ガマ科]→ローゼル[アオイ科]→りんどう[リンドウ科]











 

2024年9月21日土曜日

自由花/はらん、クルクマ

 AYさんの作品です。


1作目

シンプルな構成で、切り取られた空間が美しいですね。

水の中の葉裏の葉脈も、構成の大切な要素になっています。

水の高さもちょうどいいですね😊


2作目

幅を変えて裂いた葉を構成して、表情豊かな作品ですね。

矯めたクルクマが可憐です。

軽やかな作品、素敵です😊


写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  はらん[ユリ科]→ほおずき[ナス科]*使っていません→クルクマ[ショウガ科]