2023年5月31日水曜日

紙で造形遊び

せっかく新宿御苑の教室に来ていただいたので、花ショウブをいけた後に紙を使って造形遊びをしていただきました。 
 用意した紙は、コピー用紙と書道用の半紙です。

1枚目(TMさん)
半紙をコヨリにして色を含ませたものを、花器に構成。
ドロドロした感じがおもしろいですね。

2枚目(MYさん)
リボン状に切って太さの違うペンに巻きつけクルクル状に。
用紙の角の部分の残して切っていて、作品の中で角が効いていますね。

3枚目4枚目(THさん)
折った紙に切れ目を入れて窓にし、階段状にしたものを引っ掛けています。
ユラユラと廃墟のようでおもしろいです。

5枚目6枚目(HKさん)
星型に折ったパーツを置きならべ積み上げ、ワイヤーの線がおもしろいです。
最後に着色。色を薄めず使った原色の感じが合っています。

 

花しょうぶ

通常は豊川稲荷東京別院の文化会館でお稽古をしている方々が、都合により16日と23日は新宿御苑の教室でお稽古です。

23日は花ショウブの基本的な取り扱いの復習をしました。
花ショウブは出回る期間が短く、手にすることができない年もありますので・・・忘れています😓
すくっと立ち上がった花と葉、広がる水面、清々しいですね😊


写真(上から) TMさん→HKさん→THさん
花材 はなしょうぶ[アヤメ科]・ほざきななかまど[バラ科](TMさん・THさん)・ふさすぐり[スグリ科](HKさん)
  
 

自由花/モルセラ、ニューサイラン、べにばな

NHさんの作品です。

モコモコとしたモルセラの、ユーモラスな雰囲気を大事に構成していますね。
透明なガラス花器の中、ニューサイランのシャープな切り口が効いています。
一番時間を掛けていたのは、ニューサイランを細く裂く作業だったようです😊

写真 正面から→左から→右から
花材(左から) ニューサイラン[ユリ科]→モルセラ[シソ科]→べにばな[キク科]

 

2023年5月30日火曜日

自由花/ブラックリーフ、アリウム・ギガンチウム、ユーフォルビア

AYさんの作品です。

1作目
花器から花器へ軽やかに飛んで、スピード感も。
子どもの頃、石から石に飛び移って遊んだことを思い出しました。
楽しい作品です😊

2作目
ユーフォルビアの葉が主役です。
思わず1枚1枚の動きを見つめてしまいますね😊

写真(1作目) 正面から→左から→右から→上から
  (2作目) 正面から→右から

花材(左から) アリウム・パープルセンセーション[ユリ科]→ブラックリーフ[リュウゼツラン科]→ユーフォルビア[トウダイグサ科]

 

2023年5月29日月曜日

自由花/ふとい、ブラックリーフ、スプレーばら、アスター

IHさんの作品です。 

 

フトイが、角度によってまったく違う表情です。

フトイの間を縫うように上昇するブラックリーフ、スプレーバラとアスターの色彩のボリュームがひとつになって、おもしろい世界です(^^)

 

写真 正面から→左から→右から→もっと右から

花材(左から) スプレーばら[バラ科]→アスター[キク科]→ブラックリーフ[リュウゼツラン科]→ふとい[カヤツリグサ科]

 

2023年5月28日日曜日

自由花/ふとい、ブラックリーフ、スプレーばら、アスター

MAさんの作品です。 

 

扇のように広がる構成が、足付きの花器の上で軽やかです。

紫と黄色を塊で構成したのも効果的です(^^)

 

写真 正面から→左から→右から

花材(左から) ブラックリーフ[リュウゼツラン科]→ふとい[カヤツリグサ科]→スプレーばら[バラ科]→アスター[キク科]

 

2023年5月27日土曜日

自由花/おおでまり、ばいかうつぎ、ゆり

THさんの作品です。

1作目
紫陽花かと思うくらいに大きく咲いたオオデマリです。
花がたわわについている枝と整理して枝を見せた対比、すくっと立ち上がったバイカウツギとの関係が、どこか飄々としておもしろいです😀

2作目
 ユリの葉が効果的に使われていますね。
左に伸びた枝と響き合っています。
左に大きく開いた構成、おもしろいですね😊

写真(1、2作ともに) 正面から→左から→右から
花材(左から) ばいかうつぎ[ユキノシタ科]→ゆり[ユリ科]→おおでまり[スイカズラ科]


2023年5月26日金曜日

異質素材の構成(5-7)/ランチョンマット、すべり止めシート

今回のテーマは「異質素材の構成」です。
植物素材以外の素材で作品を構成してみましょう。
花器は使用しても使用しなくても良いです。

THさんの作品です。

1作目(異質素材の構成)
素材は、写真右側のランチョンマットとすべり止めシートです。
触った感触から、ランチョンマットの「柔らかさ」とすべり止めシートの「硬さ」の対比を表現したいと思ったそうです。
円柱にしたすべり止めシートにランチョンマットがふんわりと巻きついて、「柔らかさ」が伝わります。しかし「硬さ」が伝わってこない・・。
ランチョンマットの上部を取り除いて「硬さ」を強調することに。
対比の表現に近づいたでしょうか😊

2作目(異質素材と生の植物)
タンチョウアリウムがもっている動きに、ニューサイランをうまく合わせて、おもしろいですね。
異質素材は1作目で使用したすべり止めシートです。
ニューサイランの直線に対し曲線の動き、切ってニューサイランの葉の幅くらいになっていてよい響き合いが生まれています😊

写真(1作目) 正面から→左から→正面から→左から 
  (2作目) 正面から→左から→右から
花材(左から) ゴデチア[アカバナ科]→たんちょうアリウム[ユリ科]→ニューサイラン[ユリ科]










2023年5月24日水曜日

自由花/そけい、ドラセナ、オンシジウム

TMさんの作品です。

1作目

 丸みのある花器に、ソケイも丸みをもったラインが構成されています。
ドラセナがそのラインを助けていますね。
オンシジウムがソケイの花と同じ明るい黄色です。
内側のオンシジウムから外に散っていくように感じます😊

2作目
ソケイの構成にドラセナの葉の表情がよく合っています。
おもしろいですね😀

写真(1作目) 正面から→左から→右から
  (2作目) 正面から
花材(左から) ゆり[ユリ科]*使っていません→ドラセナ[リュウゼツラン科]→オンシジウム[ラン科]→そけい[モクセイ科]