2024年10月31日木曜日

自由花/うんりゅうやなぎ、ヒペリクム、ピンポンマム、あせび

NHさんの作品です。

1作目
どっしりした印象の花器の中央からウンリュウヤナギを立ち上げ、更なる安定感を引き出しておもしろいですね。
クラゲのようなウンリュウヤナギの形状もおもしろいですし、赤く丸いキクは花器の模様が飛び出したようです。
立ち上がったキクのう茎が垂直なのも効果的です😊

2作目
ウンリュウヤナギを竹かごに編み付けて構成しています。
高さを抑え、竹かごの中で一体化したのが良かったですね😊

写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から

花材(左から) うんりゅうやなぎ[ヤナギ科]→ヒペリクム[オトギリソウ科]→ピンポンマム[キク科]*あせび(ツツジ科)写真は無いです。










 

2024年10月29日火曜日

自由花/まゆみ、きいちご、アルストロメリア

HNさんの作品です。

1作目
大きな枝を、大きな状態で生かす構成を目指しました。
マユミの大きさにキイチゴの広がりがいいですね。
立ち上がったアルストロメリアも効果的で、力強く伸びやかです😊

2作目
細く動きのある花器に、軽快に構成していますね。
口元が詰まって感じますから、もう少し長めにして傾けるともっと良くなるでしょう😊

写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から

花材(左から) アルストロメリア[ユリズイセン科]→きいちご[バラ科]→まゆみ[ニシキギ科]










 

2024年10月25日金曜日

自由花/こうりやなぎ、えんこうすぎ、りんどう

THさんの作品です。

1作目
ゆったりとしたやわらかな曲線が、時をゆっくりと動かしてくれるようです。
清潔感があり気持ちの良い作品ですね😊

2作目
挿し口を中央にすると安定した印象になるのですが、くるくると線が動き軽やかです。
床面に広く接着する水盤は落ち着いた印象ですね。
そこで、接着面が小さいすり鉢型はどうだろうかと、花器を取り替えてみました😊


写真(1作目) 正面から→左から→右から
  (2作目) 正面から→左から→右から→花器を替えて正面から 
花材(左から) こうりやなぎ[ヤナギ科]→えんこうすぎ[スギ科]→りんどう[リンドウ科]











 

2024年10月23日水曜日

自由花/にしきぎ、ヒペリクム、インコアナナス

OSyさんの作品です。

1作目
ニシキギの構成がおもしろいですね。
花器の模様のラインを意識して構成したそうです。
これはたまたまですが、ラインが展示台の支柱までつながって、作品がより大きくなりました😊


2作目
ニシキギがゆらゆらと立ち上がり、インコアナナスの平な形状とおもしろく響き合っています。
ヒペリクムが伸びやかですね。
ニシキギの矯めた線、インコアナナスの輪郭、花器の形状とライン、随所に曲線があります。
花器を赤にして、より赤が印象的な作品になりました😊


写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から
花材(左から) にしきぎ[ニシキギ科]→ヒペリクム[オトギリソウ科]→インコアナナス[パイナップル科]










 

2024年10月20日日曜日

株分けの構成(3−3)/ふうせんとうわた、ユーカリ、ばら

今回のテーマは「株分けの構成」です。
剣山を2つ以上使っていけ、水を見せます。
株と株の空間をしっかり意識し、緊張感が出るよう構成しましょう。


HMさんの作品です。

株が2つに分けられて、水の通り道がはっきりとできています。
剣山も植物で、全体に調和した状態で整えられていますね。
ユーカリのコミカルな動きがいいですね。
フウセントウワタの高さが、全体を軽くしてくれました😊


写真 正面から→左から→右から
花材(左から) ふうせんとうわた[ガガイモ科]→ユーカリ[ユーカリ科]→ばら[バラ科]







 

2024年10月16日水曜日

自由花/さんごみずき、みなづき、ドラセナ・ゴッドセフィアナ、コスモス

ATさんの作品です。

表情豊かなコスモス、矯めたサンゴミズキが軽やかに動いて可憐です。
輪っかのサンゴミズキも違和感がありません。
花器の形、大きさ、深さ、色、ピッタシ!
足元のまとめ方も良かったからですね😊


写真 正面から→左から→右から
花材(左から) コスモス[キク科]→みなづき[ユキノシタ科]→さんごみずき[ミズキ科]→ドラセナ・ゴッドセフィアナ[リューゼツラン科]








 

2024年10月14日月曜日

自由花/とうがらし、かんのんちく、ひまわり、晒しカラタチ

NHさんの作品です。

カラタチの構成から、滝を連想しました。
カンノンチクの葉先の動きを、カラタチに合わせています。
折りたたんだカンノンチクの緑からトウガラシのオレンジにつづく、面を感じる横に広がる構成と流れ落ちるようなカラタチの縦の構成が、おもしろく一体感しています😊


写真 正面から→左から→右から
花材(左から) ひまわり(キク科)→とうがらし(ナス科)→かんのんちく(ヤシ科)







 

2024年10月12日土曜日

自由花/ニューサイラン、ほおずき、リューカデンドロン

AYさんの作品です。

1作目
赤をくるくるのニューサイランの中に閉じ込めて、覗き込みたくなる作品ですね。
ニューサイランを丸めたのは花器の模様から・・確かにつながっています😊

2作目
カラタチにニューサイランを合わせ、流れるように動いています。
全体を低く抑えて、繊細な表情に目がいきます😊

写真(1作目) 正面から→上から→左から→右から

  (2作目) 正面から→左から→右から

花材(左から)  ほおずき[ナス科]→リューカデンドロン[フトモモ科]→ニューサイラン[ユリ科]

         *カラタチは写真を撮っていません











 

2024年10月11日金曜日

自由花/アレカやし、ふとい、ダリア

NHさんの作品です。

ふわっと軽く、やさしい気持ちになります。
大きなアレカヤシは、下の部分は葉をとって線で見せています。
フトイに曲線の表情をつけてアレカヤシと動きを合わせ、全体をやさしい印象にしています。
ダリアは飛び出してしまいどんどん短くなったそうですが、花器の白の近く葉陰から見えてるのがちょうど良いように思います😊

写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  ダリア[キク科]→ふとい[カヤツリグサ科]→アレカやし[ヤシ科]