OSさんの作品です。
花材は「 うりはだかえで、えにしだ、さんたんか」です。
左側に2つの穴がある花器です。
今回は立てて使っていますが、右側を下にして使うこともできます。
横に流れる線の中で、サンタンカに躍動感がありますね(^^)
小さな挿し口から一方向の構成ですから、バランスを取るのも難しかった事でしょう。
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) さんたんか[アカネ科]→えにしだ[マメ科]→うりはだかえで[カエデ科]
ちぃ道場は草月流いけばなの道場です。 植物の中からおもしろいと思う線を見つけて取り出したり、おもしろいと思う線に作り変えたり、植物が持っている色を組み合わせたり、かたまりにしたりしていけます。 集う人々は自分の”おもしろい”をいけることに夢中です。 日々の”おもしろい”もプラスして・・・。
OSさんの作品です。
花材は「 うりはだかえで、えにしだ、さんたんか」です。
左側に2つの穴がある花器です。
今回は立てて使っていますが、右側を下にして使うこともできます。
横に流れる線の中で、サンタンカに躍動感がありますね(^^)
小さな挿し口から一方向の構成ですから、バランスを取るのも難しかった事でしょう。
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) さんたんか[アカネ科]→えにしだ[マメ科]→うりはだかえで[カエデ科]
HRさんの作品です。
花材は 「たんちょうアリウム、ドラセナ、アスター」です。
1作目
タンチョウアリウムが四方に広がっていくような構成は、浮遊感を感じます。
そして千手観音を連想しました(^^)
ドラセナとアスターを最小限にして、軽やかです。
2作目
床面を這うように高さを低く抑えた構成は、スピード感を感じます。
花材自体に変化をつけ難いタンチョウアリウムで、違う印象の作品にするのはなかなか難しいですね(^^)
写真(1作目) 正面から→左から→右から
(2作目) 正面から→やや上から→左から→右から
花材(左から) ドラセナ(ソングオブ・インディア)[リュウゼツラン科]→たんちょうアリウム[ユリ科]→アスター[キク科]
NHさんの作品です。
花材は「 ななかまど、ういきょう、しゃくやく」です。
よく撓めたナナカマドとシャクヤクによる、大胆な構成です。
躍動感があります。
おもしろいですね!(^^)
立ち上がりが力強く、花器の形状もよくいかしています。
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) ななかまど[バラ科]→ういきょう[セリ科]→しゃくやく[ボタン科]
MAさんの作品です。
花材は「 とくさ、ドラセナ、アイリス」です。
折ったトクサの構成、やりたい事が明快ですね!
微妙な高低差が作品に厚みを出しています。
疎密があり、ドラセナの広がりもトクサの構成にピッタリあっています。
アイリスの配置もいいですね(^^)
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) アイリス[アヤメ科]→ドラセナ[リュウゼツラン科]→とくさ[トクサ科]
YMさんの作品です。
花材は「いわでまり、ドラセナ、アスター」です。
のびやかなイワデマリの線を、素直にいかした作品ですね(^-^)
アスターとドラセナはそれぞれまとめて、口元をメリハリよく見せています。
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) いわでまり[バラ科]→ドラセナ[リュウゼツラン科]→アスター[キク科]
OSさんの作品です。
花材は「 アレカやし、しろやまぶき(おそらく)、レナンセラ」です。
大きく弧を描いたアレカヤシの流れがいいですね。
挿し口を左に寄せて水を見せ、大きな空間にしたのも良かったです(^^)
葉陰から見え隠れするレナンセラの赤、花器の白が作品を神聖な印象にしてくれています。
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) アレカやし[ヤシ科]→レナンセラ[ラン科]→しろやまぶき[バラ科]
今回のテーマは「木の構成とその展開」です。
木や枝で自立する構成し完成させます。
その後、花材と花器を選び作品を制作します。
その際、木の構成に枝を足したり切ったりする事はできません。
HNさんの作品です。
先ずは木の構成。
サクラの枝です。
どこで分解するか、切り口は真直ぐなのか斜めなのか、更に手を加えるのか・・。
太さがあるので、ビスで留める事にしました。HNさん、インパクトドリルの使用は今回が初めてです。
枝の二股をうまく利用して、キッチリ留っています。
切り口も全て切り直して、美しい仕上がりです。
その展開
花材はテロペア[ヤマモガシ科]です。
枝の一番太い部分が花器の中で垂直に立つと、更に力強いですね。
木の構成だけのときは静の印象でしたが、 花びらや葉に動きがあって、その表情からも動の印象に変わりました。
力強く華やかな作品です(^^)
写真(木の構成、展開ともに) 木の構成の材料→正面から→左から→右から
HRさんの作品です。
花材は「 おおでまり、つつじ(おそらくタナシツツジ)、トルコききょう」です。
1作目(おおでまり、つつじ)
オオデマリの太い枝をしっかりいかして、力強い作品です。
流れるオオデマリと可憐なツツジを、高さを揃え左右に分けた構成もおもしろいです。
ツツジの花が咲き、赤の面が広がった様子を想像してみてください(^^)
2作目(おおでまり、トルコききょう)
オオデマリもトルコキキョウも丸い花。
色味や花器の丸みもあって、やさしい印象の作品になりましたね(^^)
写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から
花材(左から) おおでまり[スイカズラ科]→つつじ[ツツジ科] →トルコききょう[リンドウ科]
IHさんの作品です。
花材は「やえざくら、いわでまり、きく」です。
野山の桜を見上げるような作品にしたいと、IHさんはいけ始めました。
ヤエザクラの花は大きく重いからか下向きになりがちで、横に這うような枝振りのイワデマリを見下ろしているようです。
野山の桜を連想できました(^^)
写真 正面から→左から→右から
花材(左から) きく[キク科]→いわでまり[バラ科]→やえざくら[バラ科]
今回のテーマは「色をいける[対比]」です。
補色の関係にある色の花材でいけます。
調和のとれた色の対比を意識しましょう。
OSyさんの作品です。
花材は「 はらん、オクラレルカ、レナンセラ」です。
ハランは濃い緑で光沢があり、オクラレルカは柔らかい緑で刀のように細い形状です。
レナンセラは、濃い赤でライン状です。
1作目
ハランとレナンセラを左右に開き、赤と緑を等分にしている印象です。
中央は、レナンセラが葉の緑の隙間を縫うように立ち昇っています。
赤の塊と緑の面の強い対比部分と、空間も取り込みながら対比している部分があります。
強弱をしっかりいれて、メリハリがあっていいですね(^^)
2作目
ハランを異なる形に丸めて三方向に、弾けるような楽しい作品ですね(^^)
角度によって、色のバランスや表情が大きく変わります。
写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から
花材(左から) はらん[ユリ科]→オクラレルカ[アヤメ科]→レナンセラ[ラン科]