2024年12月31日火曜日

自由花/ふうせんとうわた、ニューサイラン、カンガルーポー

THさんの作品です。

1作目 

カンガルーポーの曲がりが、おもしろい表情を作ってくれました。ゆったり流れました。

ニューサイランの縦の動き、見えかくれするカンガルーポーの色との相性もいいですね😊


2作目 

写真を取り込む際に手違いがあり、正面が一番最後に😓ごめんなさい。

裂いたニューサイランの構成が、花器の形とおもしろく響き合いました。左からもおもしろいです。

カンガルーポーはもう少し何かできたのではと思います。

時間切れでした😊


写真(1作目) 正面から→左から→右から

  (2作目) 右から→左から→正面から

花材(左から) カンガルーポー[ハエモドルム科]→ふうせんとうわた[ガガイモ科]→ニューサイラン[ユリ科]













2024年12月28日土曜日

自由花/あかめやなぎ、むらさきもどき、カエンキセワタ

ATさんの作品です。

12月に入ってからのムラサキモドキにびっくりしました。

実の付いている枝と無い枝を横に、大胆な構成です。

立ち上げた枝は花器の装飾の延長、横に広げた枝からも上に立ち上がる枝があり、違和感がありません。

この花器での制作を一度あきらめて別の花器を…。

しかし、再度向き合って完成させました。

素敵に仕上がって良かったですね😊


写真 正面から→左から→右から

花材(左から) あかめやなぎ[ヤナギ科]→むらさきもどき[クマツヅラ科]→カエンキセワタ[シソ科]











 

2024年12月26日木曜日

自由花+スケッチ(2-10)/にしきぎ、くじゃくひば、ストレリチア

今回のテーマは「自由花+スケッチ」です。
花型から離れて、自由にいけることを楽しみましょう。
その後にスケッチをします。
スケッチをする時は、自ずと観察をすることでしょう。
いけている時には気づかなかった発見があると思います。

IYさんの作品です。

大きなニシキギの枝振りをいかして、のびのびとおおらかです。
いいですね。
滑ってしまうガラス花器に、ニシキギもヒバもストレリチアも重い花材で、何度もいけ直して完成しました。
ストレリチアがどんどん短くなりましたが、今の長さが作品全体に対してのバランスもいいですね。
スケッチはサッと描きあげた様子でしたか、全体の雰囲気をよく掴んでいます😊

写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から→スケッチ

花材(左から) にしきぎ[ニシキギ科]→ストレリチア[バショウ科]→くじゃくひば[ヒノキ科]











 

2024年12月24日火曜日

自由花/さんごみずき、ひむろすぎ、晒しほうきぐさ、カーネーション

NHさんの作品です。

クリスマスをお祝いしていけています。
サンゴミズキの曲線が美しいですね。
ヒムロスギも矯めて、枝を整理してサンゴミズキに調子をあわせています。
家族団欒のあたたかい雰囲気が伝わってくるようですね。
晒しホウキグサは下がって重く感じます。
先が上がるように、上向きにして留める位置を奥にしたら良かったかなぁ、と。
素敵なクリスマスをお過ごしください😊


写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から

花材(左から) さんごみずき[ミズキ科]→カーネーション[ナデシコ科]→晒しほうきぐさ[ヒユ科]→ひむろすぎ[ヒノキ科]






 

2024年12月19日木曜日

自由花/さんごみずき、ブラックリーフ、アンスリウム

OSyさんの作品です。

1作目

この日に教室に持って行った花器です。

花材の三色にスッと溶けて、なお存在感があります。

裂いたブラックリーフの下がる曲線に対し、サンゴミズキを上がる曲線にして効果的です。

アンスリウムの高さも良かったです😊


2作目

ブラックリーフの裂いた葉を縦に使い、落ちてくる黒い線が黒い花器と一体になっています。

左右のブラックリーフの空間、裂いた葉の空間、アンスリウムの色が鮮やかに浮かび上がりました😊



写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から

花材(左から) さんごみずき[ミズキ科]→アンスリウム[サトイモ科]→ブラックリーフ[リュウゼツラン科]










 

2024年12月17日火曜日

直線の構成(3−5)/さんごみずき、ブラックリーフ、きく

今回のテーマは「直線の構成」です。
直線が主役になり、直線によって構成された作品をいけてみましょう。
自然界の植物は一見すると直線に見えても、曲がりがあります。
その曲がりを矯めて直線に近づけることで、作品の完成度が上がります。

HMさんの作品です。

三角の花器を選択し、構成も三角形を意識して制作しています。
キクの下がった花びらやサンゴミズキの脇枝の開きも、三角を連想させてくれますね
サンゴミズキを矯めて直線に近づけていますが、少し丸みが残ってしまいました。
横にした枝先が1本ではなく、脇枝を残して三角になってた方が、全体の構成に合っていたように思います😊



写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から

花材(左から) きく[キク科]→ブラックリーフ[リューゼツラン科→さんごみずき[ミズキ科]








 

2024年12月11日水曜日

自由花(クリスマス)/あかめやなぎ、ホーリー、アンスリウム

IHさんの作品です。

宝箱から夢や希望が飛び出してるような構成で、わくわくしてきます。今年の✨🎁✨は…なんて。

ヤナギのゆったりとした曲線、ホーリーをヤナギに合わせて上昇させたのも良かったです。

クリスマスまでを楽しい気持ちで過ごせますね😊


写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から

花材(左から) アンスリウム[サトイモ科]→あかめやなぎ[ヤナギ科]→ホーリー[モチノキ科]







 

2024年12月8日日曜日

自由花/ぼけ、メラレウカ、スプレーばら

NHさんの作品です。

留め方は、横一文字留めです。
ボケがすくっと立ち上がり、気持ちが良いですね。
咲いているボケが1本だけなので少し寂しい印象ですが、つぼみが膨らんできています😊



写真 正面から→左から→右から

花材(左から) ぼけ[バラ科]→スプレーばら[バラ科]→メラレウカ[フトモモ







 

2024年12月5日木曜日

自由花/フェイジョア、ドラセナ、モカラ

OSyさんの作品です。

1作目

モカラからフェイジョアへの、やわらかな流れが素敵です。

ドラセナの膨らみもちょうどいいですね。

やさしい気持ちになります😊


2作目

左に出した枝が水平で力強く、横に広がる構成です。

モカラの高さを揃えたことも、横の構成を強くしてくれました。

1作目は縦に、2作目は横に、表現の方向をはっきりさせて迷いのない作品になりましたね😊



写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から

花材(左から) モカラ[ラン科]→ドラセナ[リュウゼツラン科]→フェイジョア[フトモモ科]












 

2024年12月1日日曜日

自由花/あかめやなぎ、むらさきもどき、カークリゴ、アンスリウム

私の作品です。
花器を取っ替え引っ替えしながら、楽しみましたぁ🎶

1作目
展覧会ではよく使うあかめやなぎですが…。
花器にいけようとすると、なかなか手強いです。
矯めて曲線をだしていましたが、最終的には折ってみました。

2作目
カークリゴが風を孕んだように膨らんだ表情を、シンプルに作品にしました。

3作目
こちらも、直線と曲線のシンプルな構成です。

4作目
横に広げてみました。
床に着く面積の小さい花器なので、低い構成ですが軽い印象になったかなぁと思っています。

5作目
知人からいただいた花器に、初めていけました。
Yの字のような型です。
裂いたカークリゴの間から、線や色が見える構成にしてみました。

花材
あかめやなぎ [ヤナギ科]
むらさきもどき [クマカヅラ科]
カークリゴ [キンバイザサ科]
アンスリウム [サトイモ科]