2024年4月24日水曜日

木の構成とその展開(5−14)/やどりぎ

今回のテーマは「木の構成とその展開」です。
まず、木や枝を使って、自立する形を構成します。
次に、木の構成と花材と花器で展開します。
雑線を整理したり切り口を整えたりして、自立するよう構成します。
展開の際に、横にしたり逆さまにしたりするかもしれませんから、しっかり固定しておくことが重要です。

THさんの作品です。

不安定そうに見えますが、しっかり立ち上がっています。
おもしろい構成ですね。

展開は横向きで丸い花器と合わせています。
花材のばさっと入っている感じが、丸い花器のオレンジ色を鮮やかにしていますね。
床面から下がった構成もおもしろいです😊

写真(木の構成、展開) 正面から→左から→右から 


2024年4月23日火曜日

自由花/つつじ、アカシア、てまりそう

IHさんの作品です。

ツツジの曲がりを活かして構成、アカシアをツツジに合わせていますね。
右からが動きがあっておもしろいです😊

写真 正面から→左から→右から
花材(左から) てまりそう[ナデシコ科]→アカシア[マメ科]→つつじ[ツツジ科]


2024年4月21日日曜日

自由花/こうてんぐわ、ひば、チューリップ、うんりゅうやなぎ

NHさんの作品です。

ヒバからコウテングワに続くなだらかな曲線と、花器から立ち上がったウンリュウヤナギに続く垂直を感じる線が、おもしろい関係をつくっています。
ウンリュウヤナギの細い線も効果的です。
ところどころに生まれた空間とチューリップのオレンジ色が、軽やかなリズムを感じさせてくれます😊

写真 正面から→左から→右から
花材(左から) ひば[ヒノキ科]→こうてんぐわ[クワ科]→チューリップ[ユリ科]
        *うんりゅうやなぎ[ヤナギ科]の写真はありません



2024年4月18日木曜日

自由花/うんりゅやなぎ、くじゃくひば

AYさんの作品です。

1作目
ヤナギの枝の太い線とそこから伸びた細い線。
選び抜いた線を、おもしろく動かしていますね。
新芽を残して柔らかな印象にした部分と、取り除き強い線にした部分があり、良く観察し完成度高く仕上げています。
少し懐かしいプラスチック花器です。
最初は真っ直ぐ重ねて壁のようでしたが、少しずつずらした事で、空間ができ、色の見え方が変わり…動きのある作品と一体化しました😊

2作目
水平に伸びたヒバと輪投げのようなヤナギの線が、おもしろく構成されていますね。
ヒバを花器の高さで伸ばしてあり、緊張感が生まれています。
口がつぼまった形の花器の働きも大きいですね😊

写真
1作目 正面から→左から→右から
2作目 正面から→左から→もっと左から

花材(左から) うんりゅやなぎ[ヤナギ科]→くじゃくひば[ヒノキ科]→カーネーション[ナデシコ科]*使っていません











 

2024年3月30日土曜日

自由花/べにきりつつじ、パンダヌス、チューリップ

IHさんの作品です。

垂直に立ち上がったパンダヌスのラインが印象的です。
ツツジの枝とチューリップの茎が描くラインで切り取られた空間が、響き合っています。
チューリップの葉の表情もいいですね😊

写真 正面から→左から→右から
花材(左から) チューリップ[ユリ科]→パンダヌス[タコノキ科]→つつじ[ツツジ科]


2024年3月29日金曜日

直留め(5−12)/さくら、ドラセナ・コンシンナ、カーネーション

今回のテーマは「直留め」です。
花器により縦の添木留めや十文字留めができない場合があります。
その場合は直留めでいけます。
希望の角度で留めるためには、矯める技術で重心を移動します。

OSyさんの作品です。

1作目(直留め)
サクラがぐーっと、気持ちよく伸びています。
葉陰にカーネーションを置いたのもいいですね。
花材の関係で口元はちょっと足りません・・😊

2作目(自由花)
葉を折ることに挑戦しました。
折った葉先とサクラの小枝がツクツク、楽しい表情を作っています。
どの角度からも素敵です😊

写真(1、2作ともに) 正面から→左から→右から
花材(左から) さくら[バラ科]→カーネーション[ナデシコ科]→ドラセナ・コンシンナ[リューゼツラン科]


2024年3月28日木曜日

自由花/とさみずき、きんぎょそう

THさんの作品です。

3本のキンギョソウのバランスが良いですね。
左からと右からの、表情の違いがおもしろいです😊

写真 正面から→左から→右から
花材(左から) とさみずき[マンサク科]→きんぎょそう[オオバコ科]