2024年10月20日日曜日

株分けの構成(3−3)/ふうせんとうわた、ユーカリ、ばら

今回のテーマは「株分けの構成」です。
剣山を2つ以上使っていけ、水を見せます。
株と株の空間をしっかり意識し、緊張感が出るよう構成しましょう。


HMさんの作品です。

株が2つに分けられて、水の通り道がはっきりとできています。
剣山も植物で、全体に調和した状態で整えられていますね。
ユーカリのコミカルな動きがいいですね。
フウセントウワタの高さが、全体を軽くしてくれました😊


写真 正面から→左から→右から
花材(左から) ふうせんとうわた[ガガイモ科]→ユーカリ[ユーカリ科]→ばら[バラ科]







 

2024年10月16日水曜日

自由花/さんごみずき、みなづき、ドラセナ・ゴッドセフィアナ、コスモス

ATさんの作品です。

表情豊かなコスモス、矯めたサンゴミズキが軽やかに動いて可憐です。
輪っかのサンゴミズキも違和感がありません。
花器の形、大きさ、深さ、色、ピッタシ!
足元のまとめ方も良かったからですね😊


写真 正面から→左から→右から
花材(左から) コスモス[キク科]→みなづき[ユキノシタ科]→さんごみずき[ミズキ科]→ドラセナ・ゴッドセフィアナ[リューゼツラン科]








 

2024年10月14日月曜日

自由花/とうがらし、かんのんちく、ひまわり、晒しカラタチ

NHさんの作品です。

カラタチの構成から、滝を連想しました。
カンノンチクの葉先の動きを、カラタチに合わせています。
折りたたんだカンノンチクの緑からトウガラシのオレンジにつづく、面を感じる横に広がる構成と流れ落ちるようなカラタチの縦の構成が、おもしろく一体感しています😊


写真 正面から→左から→右から
花材(左から) ひまわり(キク科)→とうがらし(ナス科)→かんのんちく(ヤシ科)







 

2024年10月12日土曜日

自由花/ニューサイラン、ほおずき、リューカデンドロン

AYさんの作品です。

1作目
赤をくるくるのニューサイランの中に閉じ込めて、覗き込みたくなる作品ですね。
ニューサイランを丸めたのは花器の模様から・・確かにつながっています😊

2作目
カラタチにニューサイランを合わせ、流れるように動いています。
全体を低く抑えて、繊細な表情に目がいきます😊

写真(1作目) 正面から→上から→左から→右から

  (2作目) 正面から→左から→右から

花材(左から)  ほおずき[ナス科]→リューカデンドロン[フトモモ科]→ニューサイラン[ユリ科]

         *カラタチは写真を撮っていません











 

2024年10月11日金曜日

自由花/アレカやし、ふとい、ダリア

NHさんの作品です。

ふわっと軽く、やさしい気持ちになります。
大きなアレカヤシは、下の部分は葉をとって線で見せています。
フトイに曲線の表情をつけてアレカヤシと動きを合わせ、全体をやさしい印象にしています。
ダリアは飛び出してしまいどんどん短くなったそうですが、花器の白の近く葉陰から見えてるのがちょうど良いように思います😊

写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  ダリア[キク科]→ふとい[カヤツリグサ科]→アレカやし[ヤシ科]








 

2024年10月10日木曜日

自由花/きささげ、たにわたり、コスモス

OKさんの作品です。

左右に振り分けたキササゲの高さのバランスがいいですね。
大きな空間の下、波打つ花器と一体化したようなタニワタリは、先端の表情を大切に仕上げています。
コスモスも可憐で素敵ですね😊

写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  コスモス[キク科]→たにわたり[チャセンシダ科]→きささげ[ノウゼンカズラ科]







 

2024年10月9日水曜日

自由花/ふうせんとうわた、かんのんちく、グロリオーサ

THさんの作品です。

1作目
直線の印象をもつカンノンチクの葉、花器の角からグロリオーサそしてフウセントウワタに繋がる直線の表情、花器も直線・・・立ち上がったグロリオーサの曲線が効きますね。
小さくまとめたことで、より力強い表現になりましたね😊

2作目(一種いけ)
丸めたカンノンチクを、左は正面を右は側面を向けて並べたシンプルな構成です。
右側の花器との空間、細い茎が垂直に立ち上がって緊張感があります。
おもしろいですね😊


写真 正面から→左から→右から

花材(左から)  ふうせんとうわた[ガガイモ科]→グロリオーサ[ユリ科]→かんのんちく[ヤシ科]