2023年12月30日土曜日

お正月花(2024年新春)

2023年のお稽古納めは、2024年の初春を祝うお正月花のお稽古です。
賑やかに華やかに、一足早いお正月を楽しむようでした。
そして、来年の更なる精進を誓って花材を大切に抱えてお帰りになりました。
おそらく、本日30日にそれぞれの場所においけになることでしょう。

テキスト5を勉強中の方は「すいせん」も一緒に。
時間のある方は、残った花材で小品を。
水引をプラスしてお正月気分も高まります😊


 

2023年12月27日水曜日

自由花/ウインターベリー、はらん、マリーゴールド

YAさんの作品です。 

 

1作目

ひとつの口から飛び出していますが、足元が整っているので勢いを感じます。

丸めたハランとマリーゴールドの丸が響き合っていますね。

後ろに配したウインターベリー、華やかな彩りと奥行をプラスしてくれました(^^)

 

2作目

なびくハランの上に丸めたハランが転がり、軽やかです。

空間の取り方にメリハリがあり素敵です。

どの角度からもおもしろいですね(^^)

 

写真(1、2作ともに) 正面から →左から→右から

花材(左から) はらん[ユリ科]→ウインターベリー[モチノキ科]→マリーゴールド[キク科]

 

2023年12月26日火曜日

直か留め(5-12)/つばき、きく

今回のテーマは「直か留め」です。 

たての添え木や十文字などを使わずに、花器の内壁と口元にあてるだけで花材を留めます。

まずは留めたい角度を決め、内壁に切り口がしっかりあたるように切ります。

切り口が下がるように矯めると枝が落ち着きます。 

矯めて重心を移動させ、希望する角度に留めましょう。

矯める技術が上達します。

 

THさんの作品です。

1作目

筒型の花器です。

葉が上を向く角度で留るよう矯めています。 

作品の完成度は次回に期待しましょう(^^)


2作目

こちらもツバキの葉がしっかり前を向いていますね。

口径が広く浅い花器なので、こちらの方が留め難かったかも知れません。

キクが葉から見え隠れして、ツバキの葉を引き立てています。

 

写真(1、2作ともに) 正面から→左から→右から

花材(左から) きく[キク科]→つばき[ツバキ科]

 

2023年12月25日月曜日

自由花/ウインターベリー、ニューサイラン

ATさんの作品です。

矯めたウインターベリーの曲線とニューサイランの動きに一体感があります。
黒い花器に赤ニューサイランとウインターベリーの色彩、シックです。
天に向かうひと枝や水平に伸びるひと枝、ウインターベリーが厳かなクリスマスを演出していますね。
素敵です😊

写真 正面から→左から→右から
花材(左から) グズマニア[パイナップル科]*使っていません→ニューサイラン[ユリ科]→ウインターベリー[モチノキ科]

 

2023年12月24日日曜日

自由花/こうてんぐわ、そてつ、うもうげいとう

NHさんの作品です。


クネクネした力強い線がぐ〜っと前に、迫力があります。
ソテツの動きもコウテングワに合っていますし、ウモウゲイトウを色の塊にしたのも良かったです😊

写真 正面から→左から→右から
花材(左から) うもうげいとう[ヒユ科]→こうてんぐわ[クワ科]→そてつ[ソテツ科]


 


2023年12月19日火曜日

自由花/つるうめもどき、くじゃくひば、カラー

AYさんの作品です。

1作目
ツルウメモドキのラインが、花器の装飾のラインと響き合い、大きな動きになっています。
カラーも、正面からは色がポイントになっていますが、横からは茎のラインが全体の動きと一体化しています。素敵です😊

2作目
今度は対象的に、ツルウメモドキの直接的で強い部分を取り上げた作品ですね。
ツルウメモドキとヒバの空間に緊張感をもたせ、カラーの茎を合わせた立ち上がりです。
 足元のカラーとヒバの先をツルウメモドキの脇枝に合わせて、細かい部分まで気を抜かずに完成しています😊

写真(1、2作共に) 正面から→左から→右から
花材(左から) つるうめもどき[ニシキギ科]→くじゃくひば[ヒノキ科]→カラー[サトイモ科]


2023年12月18日月曜日

自由花/にしきぎ、みかん、リューカデンドロン・シルバーコーン

YAさんの作品です。

1作目
前にぐっと出て、迫力があります。
折り矯めたニシキギの表情が、花器の装飾と響き合います。
後ろに立つニシキギとシルバーコーンも調子を合わせて、一体感がありますね😊

2作目
花器を重ねて、アクロバティックでおもしろいですね。
厚みを出さずに縦長に構成したのも良かったです。
重いミカンを、バランスをとって構成するのは大変だったことでしょう。
良い位置に配されています😊

写真(1作目) 正面から→左から→右から
  (2作目) 正面から→左から
花材(左から) みかん[ミカン科]→リューカデンドロン・シルバーコーン[ヤマモガシ科]→にしきぎ[ニシキギ科]
 

 

2023年12月17日日曜日

自由花/さんごみずき、みかん、ゆり

IHさんの作品です。

低い構成、力強いですね。
ミカンの実ならではの重量感、輪にしたサンゴミズキの脇枝のあばれている感じも効いています。
花器の形にもあっています😊

写真 ぐるりと一周
花材(左から) ゆり[ユリ科]→みかん[ミカン科]→サンゴミズキ[ミズキ科]