2017年11月30日木曜日

植物を編む(3-16)/ニューサイラン、オリーブ、グラジオラス

今回のテーマは「植物を編む」です。
「編む」手法を使って作品を構成します。

ICさんの作品です。

花材は「ニューサイラン」「オリーブ」「グラジオラス」です。

ニューサイランの空間をとりながら編み上げてある形状が、作品にリズムができました。
花器にも丸い穴がありますので、より空間を強調してくれます。
楽しい作品ですね(^^)

 ■正面から

 ■左から

 ■裏側から

 ■上から

 ■ニューサイラン[ユリ科]
  オリーブ[モクセイ科]
  グラジオラス[アヤメ科]

 ■花器(陶器)

2017年11月16日木曜日

面の構成[線の集合による](3-15)/ふとい、ガーベラ

今回のテーマは「面の構成:線の集合による」です。
植物素材の線の要素を集合させた面を構成し、作品をいけます。 

ICさんの作品です。
花材は「ふとい」「ガーベラ」です。

線的要素のフトイを集合させて面を構成、ガーベラの茎も線の要素ですが、色の違いが効果的です。
右のガーベラが作り出した空間が、面の部分を強調してくれていますね(^^)
・・ガーベラの花も線による面の構成で出来上がっています。

 ■正面から

 ■左から

 ■右から
 
 ☆花器を取り替えてみました

 ■花器(陶器)
 直径:19cm、高さ:13cm

 幅:25cm、高さ:12.5cm、奥行:21.5cm

面の構成[葉ものなどを使って](3-14)/モンステラ、ニューサイラン、はらん、クロトン、ひまわり

今回のテーマは「面の構成:葉ものなどを使って」です。
面の要素をもっている葉ものなどを使って、面を構成した作品をいけます。

ICさんの作品です。
花材は「モンステラ」「ニューサイラン」「はらん」「クロトン」「ひまわり」です。

大きな面をもつ「モンステラ」細い形状の「ニューサイラン」柔らかい曲面を作る事ができる「はらん」、色彩が混じっている「クロトン」・・それぞれ異なる要素を持っています。また、表裏の色彩や質感が異なっているものが多いです。

それぞれの要素を組み合わせ、おもしろいですね〜(^^)
モンステラの力強さ、葉の表裏もうまく使っています。
ニューサイランのシャープな形状と色彩の違いもうまく取り込んでいます。
クロトンの色彩とヒマワリの面も効果的に使っていますね!

 ■正面から

 ■左から

 ■右から

 ■花材
 ひまわり(向日葵)[キク科]
  クロトン[トウダイグサ科]
   はらん(葉蘭)[ユリ科]
    ニューサイラン[ユリ科]
     モンステラ[サトイモ科]

 ■花器(陶器)
 幅:30cm、高さ:10cm、 奥行:14cm

動きを表現する(5-18)/とくさ、ヘリコニア

今回のテーマは「動きを表現する」です。
動きを表現することば(動詞)から発想して作品をいけます。

 NHさんの作品です。
花材は「とくさ」「ヘリコニア」です。

選んだ動詞は「飛び出す」です。

トクサの表現がいいですね〜(^^)
飛び出し弾んでいる様子が、一目見て伝わりました!
花器を重ねて使った事も作品を軽やかにしていますね。
見え隠れするオレンジ色も効果的です。
 ■正面から

 ■左から

 ■右から

 ■花材
 ドウダンツツジ(満天星)[ツツジ科]※使っていません
  とくさ(木賊)[トクサ科]
   アレカやし(アレカ椰子)[ヤシ科]※使っていません
    ヘリコニア[バショウ科]

マッスと線の構成(3-13)/石化やなぎ、くじゃくひば、ダリア

今回のテーマは「マッスと線の構成」です。
マッス(塊)と線を対比させて作品を構成します。
いけばなの要素<線・色・塊>をより意識できるテーマです。

ICさんの作品です。
花材は「石化やなぎ」「くじゃくひば」「ダリア」です。

石化ヤナギの線が作り出す空間に対するクジャクヒバとダリアのマッスの対比がとてもおもしろいです!(^^)v
ダリアとクジャクヒバの色の対比も効果的です。
白い花器にした事で、ダリアの赤が際立ちましたね。

 ■正面から

 ■左から

 ■右から

 ■花材
 石化やなぎ(石化柳)[ヤナギ科]
   くじゃくひば(孔雀檜葉)[ヒノキ科]
     ダリア[キク科]

 ■花器(陶器)
 高さ:24cm、幅:27cm、奥行:9cm

2017年11月13日月曜日

マッス(3-12)/ひば、ガーベラ、トルコききょう

今回のテーマは「マッス」です。
花材を集合させ塊にして作品を構成します。
複数の花材を使うと、色や質感の違いを作品に取り込めます。
花器との関係も大切です。

ICさんの作品です。
花材は「ひば」「ガーベラ」「トルコききょう」です。

 ヒバの形状がおもしろいですね(^^)
ガーベラとトルコききょうの位置や表情もいいですね。
楽しい作品です!


 ■正面から

 ■左から

■右から
■花材
トルコききょう[リンドウ科]
  ガーベラ[キク科]
    ひば(檜葉)[ヒノキ科]
















 ■花器
 高さ:25cm、直径:18cm


花器の形を考える(3-11)/つるうめもどき、そてつ、マリーゴールド

今回のテーマは「花器の形を考える」です。
花器の特徴を見極め、花器の魅力を引き出す作品を目指します。

ICさんの作品です。
花材は「つるうめもどき」「そてつ」「マリーゴールド」です。

選んだ花器は、口の部分が凹凸になっている事が特徴的です。
ソテツの葉を間引き、櫛形にしています。
花器の形を意識させてくれますね(^^)
間引くときに途中まで残す部分があったら、より花器の特徴に近付いた事でしょう。
ツルウメモドキも櫛形に見えます、すくっと立ち上がったマリーゴールドが効果的です。
直線と曲線がおもしろく構成されています。
 
  ■正面から

 ■左から

 ■右から

 ■そてつ(ソテツ)[ソテツ科]
    マリーゴールド[キク科]
      アンスリウム[サトイモ科]※今回使用していません
        つるうめもどき(蔓梅擬)[ニシキギ科]

 ■花器(陶器)
 幅:28.5cm、高さ:16cm、奥行:11cm