自由花／ディアボロ、きんぽうじゅ、アスター

ＯＳyさんの作品です

１作目

ふわりと前に迫ってきます。

ディアボロの花と葉、アスターの花のサイズが同じくらいで、花器から沸き上がってきたように感じます。

白い花器に、アスターの濃紺とキンポウジュの花の赤が鮮やかですね😊

２作目

高さを出して上で大きく開く構成です。

足元を小さくまとめたので、上の広がりが伸びやかに感じます😊

写真（1、2作共に）　正面から→左から→右から

花材（左から）　きんぽうじゅ［フトモモ科］→ディアボロ［バラ科］→アスター［キク科］ 

自由花／まさき、とくさ、スプレーばら

ＮＨさんの作品です

１作目

輝くシルバーの花器、グリーンだけでシャープな印象の作品になりました。

トクサのジグザグラインは細い線も大切に、マサキを小さくまとめたのも良かったです😊

２作目

紅白混じりのかわいい印象のスプレーバラが入り、花籠のようですね。

バラの葉が活きています😊

写真（1、2作共に）　正面から→左から→右から

花材（左から）　スプレーばら［バラ科］→とくさ［トクサ科］→まさき［ニシキギ科］

 

自由花／しろばなまんさく、ぎぼうし、ブラックリーフ、ガーベラ

OKさんの作品です

１作目

シロバナマンサクの線とギボウシやガーベラの丸い面が、楽しげな構成です。

ギボウシは縦の並び、ガーベラは横の並びで、シロバナマンサクの流れを延長しています。

ギボウシを裏にしたことで線に勢いがでました。

ガーベラの茎を見せたことで、シロバナマンサクの線と響きあい、全体が軽やかになりました😊

写真　正面から→左から→右から

花材（左から）　ガーベラ［キク科］→ぎぼうし［ユリ科］→ブラックリーフ［リュウゼツラン科］→しろばなまんさく［マンサク科］

 

自由花／うりはだかえで、ぎぼうし、いとぎく

ＫＨさんの作品です

１作目

刺し口を左に寄せ、水面が涼しげです。

思い切り高くしたウリハダカエデと水面ギリギリに置いたキク、高低差が勢いを感じます。

２作目

立ち並べたことで、ギボウシの葉の丸い面と茎の直線が際立ちました。

キクの茎も直線なのですが、イトギクは透け透けで効果半減・・ガーベラの花のようなはっきりとした丸い面だったら、もっとおもしろくなったことでしょう。

写真（1、2作共に）　正面から→左から→右から

花材（左から）　うりはだかえで［ムクロジ科］→いとぎく［キク科］→ぎぼうし［ユリ科］

 

自由花／さくらんぼ、アレカやし、カンパニュラ

ＴＨさんの作品です

１作目

ぽったりと下がったアレカヤシの表情が、なんとも魅力的です。

立ち上がりの空間が、作品を軽やかにしてくれましたね😊

２作目

アレカヤシの一種いけかと思いきや、ひっそりと紫が見えました。

ステンレスの花器はシャープな印象、暴れている緑がよく似合います😊

写真（1、2作共に）　正面から→左から→右から

花材（左から）　カンパニュラ［キキョウ科］→アレかやし［ヤシ科］→さくらんぼ［バラ科］

 

自由花／こうてんぐわ、ニューサイラン、リューカデンドロン

ＮＨさんの作品です

１作目

真っ直ぐだったコウテングワをぐいぐい矯めて、見事な曲線にしていてビックリです。

丈の短いニューサイランは、美しい球体になっていました。

せっかくなので、美しい球体がよく見えるよう、右に流れるリューカデンドロンを取り除くことにしました。

好みもあると思いますが、写真で見比べてみてください。

花器との関係も良くなったかなぁと思います😊

２作目

最初は地味色の低い花器に立ち上げていましたが、思い切って強い色の花器に替えることに。

花器の色、立てたことでクローズアップされた花器の直線、花器が構成の大きなポイントになりました。

ニューサイランの先端を消したことで、花器から無限に溢れ出る印象に。

角度によって、ニューサイランからコウテングワに線が繋がっているようにも見えます😋

写真（1作目）　手直し前→正面から→左から→右から

　　（2作目）　正面から→左から→右から

花材（左から）　こうてんぐわ［クワ科］→ニューサイラン［ユリ科］→リューカデンドロン［ヤマモガシ科］

 

自由花／きいちご、さんごみずき、スプレーぎく

ＡＴさんの作品です

緑の塊に赤い線、色も要素も対比の関係です。

花器を緑にしたことで、赤い線がさらに際立ちました。

ＡＴさんならではの線の動かし方は、「ジェットコースター」が頭に浮かんでいたからだそうです😀

写真　正面から→左から→右から

花材（左から）　スプレーぎく［キク科］→さんごみずき［ミズキ科］→きいちご［バラ科］

 

自由花／なつつばき、ミリオンバンブー、きく

ＴＨrさんの作品です。

和を感じる枝と花に、なぜかミリオンバンブーが取り合わせてあり、構成を考えるのが難しかったことでしょう。

緑の濃淡を作品の主役に、ミリオンバンブーを取り込むことができましたね😊

写真　正面から→左から→右から

花材（左から）　ミリオンバンブー［リュウゼツラン科］→なつつばき［ツバキ科］→いとぎく［キク科］

 

自由花／ななかまど、とくさばもくまおう、エピデンドラム

ＮＨさんの作品です

１作目

正面からは大きなワイングラスのようですね。

立ち上がりが編んでいるようになっていておもしろいです。

花器の口の傾きが、作品を軽やかにしてくれています😊

２作目

「トクサバマクマオウを主役にいけてみてください」と課題を出しました。

伸び上がったひと枝に表情がありますね。

そのひと枝が引き立つよう、下の葉はバサバサとした印象にカットしています。

足元が引き締まるよう、細い口の花器に十文字を入れているのですが、残念なことに傾けている側の口に挿してしまっています😓

写真（1、2作共に）　正面から→左から→右から

花材（左から）　とくさばもくまおう［モクマオウ科］→ななかまど［バラ科］→エピデンドラム［ラン科］