2025年11月4日火曜日

自由花/シンフォリカルポス、モンステラ

KKさんの作品です

第一印象は、ドレスを着たお嬢さん。
モンステラの葉先を、軽快に動かしています。
表裏の異なる葉の重なりも、作品に厚みがでました。
すっと下がったシンフォリカルポス、素敵なアクセサリーですね😊

写真 正面から→左から→右から

花材(左から) モンステラ[サトイモ科]→ばら[バラ科]*使っていません→シンフォリカルポス[スイカズラ科]









 

2025年11月3日月曜日

自由花/ドラセナ、コキア、ゆり

THさんの作品です

コキアを包み込むように、ドラセナの折り畳んだような表情がおもしろいです。
傾きも良いですね。
ユリは、花は主張が強く、先が開いている表情もこの作品には合いませんが、先が閉じている蕾は葉の形と同じ、溶け込みました😊


写真 正面から→左から→右から

花材(左から) ドラセナ[リュウゼツラン科]→コキア[ヒユ科]→ゆり[ユリ科]









 

2025年11月2日日曜日

自由花/まさき、たにわたり、ガーベラ

TMさんの作品です


1作目

前から後ろに立ち並べる構成、少しだけ見えるマサキの葉、タニワタリの葉先、ガーベラの花びら・・小さな動きに引き込まれます。

ガーベラの横顔も素敵です。

花器を黒に変えたことで、器からタニワタリの葉脈へ繋がり、インクを吸い上げたようでおもしろいです。

なお、左右からも見る環境であれば、もう少し工夫が必要です😊


2作目

静を感じる作品です。

ガーベラと3枚のタニワタリの表情、空間、とても素敵です。

マサキの分量も良いです。

花器の足の位置を意識した挿し口、左を大きく開けたのも良かったです




写真(1作目) 正面から→左から→右から

  (2作目) 正面から→左から

花材(左から) ガーベラ[キク科]→まさき[ニシキギ科]→たにわたり[チャセンシダ科]













 

2025年11月1日土曜日

自由花/ふうせんとうわた、ニューサイラン、カラー

HKさんの作品です

すべての花材を曲線にして、中心に向けて集めるように構成しています。
丸みのある花器とも合いました。
線の流れがよく見える正面もよいですが、左からがおもしろいと感じます😊


写真 正面から→左から

花材 ふうせんとうわた[ガガイモ科]→ニューサーラン[ユリ科]→カラー[サトイモ科]





 

2025年10月31日金曜日

自由花/とくさ、あせび、カラー

HKさんの作品です

1作目
三角形にしたトクサは面を感じます。
平らな面をもつ花器と水平に伸ばした三角形のトクサの面、並行になっていて緊張感があります。
アセビの分量、枝の部分も見えるように構成したのが、重くならなくて良かったです。
カラーも色で見せ、線を隠したことがトクサの線を強調しました。

2作目
アセビの葉がトクサに戯れているようですね。
アセビも葉を取り枝を見せ、花器から立ち上がる線がおもしろいです。
トクサの角を作った大きな空間、撓んだような表情もいいですね😊

写真(1作目) 正面から→左から→右から

  (2作目) 正面から→左から

花材(左から) あせび[ツツジ科]→カラー[サトイモ科]→とくさ[トクサ科]*いけ始めていて少な目です

 














2025年10月30日木曜日

第106回草月いけばな展「花は心」出品作品

10月22日から27日に日本橋髙島屋にて開催
後期(25日から27日)に出品しました。

2001年に初めてネコヤナギにししゅう糸を通した作品を制作し、今年で25年目です。
途中、ネコヤナギ以外の植物に糸を通したこともありますが、やはりネコヤナギがしっくりします。
とは言うものの、手にするネコヤナギは毎年異なり、昨年は細いものしか手に入れることができなかったし、今年は枝分かれが思っているより上部でした。
そのため思い描いていた構成は出来ないと判断、急遽(搬入に向かう電車の中で)構成を変えました。
作品になるかどうか、やってみないと分からないというスリルもいけばなならでは。
作品に満足はしていませんが、制作を楽しみました😊






 

2025年10月29日水曜日

自由花/ローゼル、モンステラ、カラー

ICさんの作品です

矯めたローゼルの曲線が、実をコロコロと転がしてくれました。
左から出したローゼルが角張った花器の形を延長し、花器と構成を繋いでくれたようです😊

写真 正面から→右から

花材(左から) カラー[サトイモ科]→ローゼル[アオイ科]→モンステラ[サトイモ科]