今回のテーマはマッスです。
植物を集合させた塊で作品を構成します。
「塊」は、いけばなを構成する三要素「線」「色」「塊」のひとつです。
花器という塊に植物の塊をどう関わらせるか・・・。
Oさんの作品です。
花材は「あせび」「くるくま」です。
どちらも、そのままではあまり塊を感じさせない花材です・・(^^;)
まず、アセビの葉をギューッと塊にしたモノをいくつかに分けて作りました。
そしてナマコのような形の花器とのバランスを考えながら、
アセビの濃い緑の塊とピンクのクルクマを配しました。
■正面から
なんだか、くじらの可愛い女の子みたいです〜(^^)
■左から
■右から
■あせび(馬酔木)[ツツジ科]
日本人は古くから親しみ「万葉集」の多数の歌に詠まれています。
わさっと葉が茂っていますが、塊という印象ではないです。
マッスにする場合は、ギューッと纏めることが重要です。
■クルクマ[ショウガ科]
幅:約40cm、高さ:約13cm、奥行:約10cmです。
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