2015年11月28日土曜日

花器の形を考える(3-11)/さんごみずき、つるうめもどき、クルクマ


今回のテーマは「花器の形を考える」です。
花器の特徴を見極め、花器の魅力を引き出す構成を目指します。

Kさんの作品です。

花器は芋虫のような形で7個の穴があります。
3.11の震災で割れてしまい金接ぎしていますが、
描き足した金の線も含めて花器の特徴になっています。

花材は「さんごみずき」「つるうめもどき」「クルクマ」です。

丸みを帯びた花器の特徴に、
サンゴミズキとツルウメモドキを輪にして構成し、丸みを強調しています。
ツルウメモドキの脇枝の線、垂れ下がった線が、
花器の金模様を引き立てているようです(^^)
使わない挿し口(穴)がある事も良かったです。

        ■正面から

           ■左から

        ■右から


            ■つるうめもどき(弦梅擬)[ニシキギ科]

           ■さんごみずき(珊瑚水木)[ミズキ科]

             ■クルクマ[ショウガ科]

           ■花器(陶器)

幅:40cm、高さ:13cm、奥行:10cmです。

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