2015年12月2日水曜日

つるもの(4-6)/またたび、ニューサイラン、アスター


今回のテーマは「つるもの」です。
つる性の植物でいけてみましょうというテーマです。
つるものは線の特徴にすぐれています。
太い線、細い線、たくましい線、軽やかな線などさまざまです。
手にした線の特徴をいかして作品を構成してみましょう。

Kさんの作品です。

花材は「またたび」「ニューサイラン」「アスター」です。

マタタビのつるは、しっかりとした存在感を感じます。
自在に撓める事ができることから、Kさんは一部を丸めて構成しています。
ニューサイランは、裂いてつるの動きと合わせた構成になっています。
アスターは花をまとめて「色」として使っています。
マタタビの、つるならではの存在感を感じる作品ですね。

           ■正面から

           ■左から

        ■右から


            ■またたび(木天蓼)[マタタビ科]

             ■ニューサイラン[ユリ科]

           ■アスター[キク科]

従来のものに比べると、とても花が大きいです。


           ■花器(陶器)           

幅:33.5cm、高さ:6cmです。

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