今回のテーマは「花器の色を考える」です。
花器の色がいきてくる作品を目指します。
花器と花材を同系色にするか対比にするか・・、陶器、磁器、ガラスといった素材によっても印象は変わります。
OSyoさんの作品です。
花材は「れんぎょう、ぎぼうし、カンパニュラ」です。
1作目
レンギョウの赤く染まった葉の色から、濃いムラサキのガラス花器を選択したそうです。
花器から色を吸い上げたようですね。
花器は白い部分もあり、カンパニュラの白やギボウシの斑の白とも響き合っています。
空間をしっかりとって初夏の涼しさを感じます。
カンパニュラの表情も良いですね(^^)
2作目
カンパニュラのムラサキと対比にある黄色の花器です。
色が鮮やかに全面に押し出されてきましたね。
透明感のあるガラスと陶器という素材の違いもあります。
黄色ということもあり、あかるく力強い印象です(^^)
写真(1、2作ともに) 正面から→左から→右から
花材(左から) カンパニュラ[キキョウ科]→れんぎょう[モクセイ科]→ぎぼうし[ユリ科]
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