2022年6月18日土曜日

花器の色を考える(3-10)/れんぎょう、ぎぼうし、カンパニュラ

今回のテーマは「花器の色を考える」です。

花器の色がいきてくる作品を目指します。

花器と花材を同系色にするか対比にするか・・、陶器、磁器、ガラスといった素材によっても印象は変わります。


OSyoさんの作品です。

花材は「れんぎょう、ぎぼうし、カンパニュラ」です。


1作目

レンギョウの赤く染まった葉の色から、濃いムラサキのガラス花器を選択したそうです。

花器から色を吸い上げたようですね。

花器は白い部分もあり、カンパニュラの白やギボウシの斑の白とも響き合っています。

空間をしっかりとって初夏の涼しさを感じます。

カンパニュラの表情も良いですね(^^)

 

2作目

カンパニュラのムラサキと対比にある黄色の花器です。

色が鮮やかに全面に押し出されてきましたね。

透明感のあるガラスと陶器という素材の違いもあります。

黄色ということもあり、あかるく力強い印象です(^^)

 

写真(1、2作ともに) 正面から→左から→右から

花材(左から) カンパニュラ[キキョウ科]→れんぎょう[モクセイ科]→ぎぼうし[ユリ科]

 

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