2015年6月15日月曜日

上からの目線を意識する(4-15)/さんきらい、アスパラガス・ペラ、デルフィニウム

今回のテーマは「上からの目線を意識する」です。
作品を飾る場所は様々あります。
低い位置に置く場合、視線は上からとなります。
上から見るとどうかな・・・と。
上からの視線を第一に考えて作品を構成してみます。

Oさんの作品です。

花材は「さんきらい」「アスパラガス・ペラ」「デルフィニウム」です。
Oさんは八橋型の白い花器を選択しました。

白い花器にマッスにしたデルフィニウムのブルーが鮮やかです。
サンキライは実はまだ小さいですが、まん丸の葉が水玉模様のようで、
大きく見せた水面とよく合っています。
花器の直線を意識した、サンキライの線とデルフィニウムのマッスから、
上からの視線を意識していることを感じます。
アスパラガス・ペラは邪魔しないように少しだけの使用ですが、
作品をやさしくしたようです(^^)

        ■真上から

        ■正面から

        ■左から

        ■右から

             ■さんきらい(山帰来)[ユリ科]

秋には真っ赤に熟す実ですが、緑の実はまだとても小さいです。

             ■アスパラガス・ペラ[ユリ科]

             ■デルフィニウム[キンポウゲ科]

           ■花器(陶器)

幅:35.5cm、奥行(左):21cm、(右):12.5cm、高さ:5.5cmです。

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