2024年5月4日土曜日

「草月五十則」からの発想(5−23)/ななかまど、べにきりつつじ、ガーベラ

今回のテーマは「草月五十則」からの発想です。
五十則は初代蒼風先生が、いけばなのポイントを短い言葉でまとめたものです。
一則を選び、自分なりに解釈、理解した上でいけましょう。

THさんの作品です。
選んだのは、
四十八則「意外ないけ方がある。意外な題材を忘れている」です。
オトシを載せて使う籠を素材の一つとして使う、という意外ないけ方につながりました。

丸い水盤に丸い輪郭の籠を立て掛けていますが、籠の曲がっている部分から水面を見せたのが良いですね。
水盤や籠の輪郭だけで花なく、籠の底の丸、ガーベラの花の丸、共通項が散りばめられ一体感が強いです。
奥のガーベラが網目から透けて見え、籠ならではの表現になっています。
おもしろい作品になりました😊

写真 正面から→左から→右から 
花材(左から) ななかまど[バラ科]→べにきりつつじ[ツツジ科]→ガーベラ[キク科]







 

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