2017年9月16日土曜日

色をいける[同系色](3-8)/ローゼル、あかなす、ヒペリクム、赤ニューサイラン

今回のテーマは「色をいける[同系色]」です。
いけばなの三大要素「線」「色」「塊」の中の「色」を取り上げます。
同系色の取り合せは、単調にならないよう分量や配置に気を配る事が大切です。

ICさんの作品です。

花材は「ローゼル」「あかなす」「ヒペリクム」「赤ニューサイラン」です。
3種類の形状の異なる実ものと葉もの取り合せです。

 大きな実をもつローゼルとアカナスを大きく展開、
小さな実のヒペリクムを低く奥に配置した事で、広がりがより大きくなっています。
クルンと巻いたニューサイランが作品を柔らかくまとめていますね(^^)
花器の色味も作品に深みを与えてくれています。

 ■正面から

 ■左から
 
 ■右から

剣山を使わず挟み合って留めていました。
 


■花材(左から)
ニューサイラン[ユリ科]
ヒペリクム[オトギリソウ科]
ローゼル[アオイ科]
あかなす(赤茄子)[ナス科]

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