2026年6月21日日曜日

花器の色を考える(3−10)/ビブルナム、モンステラ、ダリア

今回のテーマは「花器の色を考える」です
花器は、色だけではなくツヤツヤだったりざらざらだったり質感も様々です。
また、素材によっても印象が大きく変わります。
普段は何気なく手にしている花器の、色や質感の違い、花器から受ける印象も考えてみましょう。
教室での稽古は、花屋さんが用意してくださった組み合わせの花材を使用しますから、花材から花器を選ぶことになります。


IYさんの作品です

ビブルナムは白に近いやわらかな緑、ダリアは花びらの先がほんのりピンクで透明感があります。
選んだやわらかな緑のガラス花器は、溶け込むように一体化していますね。
花器の輪郭もやわらかい曲線で、ゆったりつつみこむやさしさがあります。
高さを揃えて直線のラインを作ったことで、やわらかさが引き立ったように思います。
傾きもいいですね😊

写真 正面から→左から→右から

花材(左から) ビブルナム[スイカズラ科]→ダリア[キク科]→モンステラ[サトイモ科]









 

2026年6月19日金曜日

自由花/アスパラガス・プルモーサス、ブルーベリー、アリウム・ギガンチウム

KKさんの作品です

1作目

プルモーサスの一種いけです。

葉を整理して生まれた緑の濃淡、葉の下に隠れていた線を取り出して溢れだす動きが素敵です。

涼やかなガラスを二枚重ねにした水の動き、水面に映る自然光も作品の一部ですね😊


2作目

ギガンチウムが勢いよくのびて、元気をもらえる作品ですね。

ブルーベリーの直線部分とギガンチウムの茎の直線が、リズムを作っています😊


写真(1作目) 正面から→左から→右から

     (2作目) 正面から

花材(左から) アリウム・ギガンチウム[ユリ科]→アスパラガス・プルモーサス[ユリ科]→ブルーベリー[ツツジ科]












 

2026年6月18日木曜日

自由花/カークリゴ、ニューサイラン、トルコききょう

AYさんの作品です

1作目
なんだか、折り紙の鶴みたい!
葉に加えた手は、シンプルに先端から少し入ったところを折り曲げること。
全体のバランスを見ながら、折る位置を変えたり、2ヶ所を折ったり。
素材にどのような手を加えて作品にしていくか…。
「いかに変化たか」「いかに造形か」
どちらも読み方は「いかにいけたか」、蒼風先生の造語です。
草月はやっぱり楽しい!😊

2作目

今度は横に長く、直線と曲線の構成ですね。

ニューサイランのくねくねしたところもおもしろいですが、立ち上がりのニューサイランの直線とカークリゴの曲線が、作品を引き締めてくれています😊



写真(1作目) 正面から→左から→右から

  (2作目) 正面から

花材(左から) カークリゴ[キンバイザサ科]→ニューサイラン(2色)[リュウゼツラン科]→トルコききょう[リンドウ科]













 

2026年6月16日火曜日

自由花/ふさすぐり、とくさ、レナンセラ

HKさんの作品です

1作目
立ち上がる緑に、赤いラインが鮮やかですね。
補色の効果、葉の濃い緑の中に配したのが良かったです。
葉を整理し実を見せて、瑞々しさもご馳走です😊

2作目

直線の構成がメタリックな花器と良く合います。

実をトクサの中に置いたのも良いです😊


写真(1作目) 正面から→左から→右から

  (2作目) 正面から

花材(左から) とくさ[トクサ科]→ふさすぐり[スグリ科]→レナンセラ[ラン科]












 

2026年6月14日日曜日

自由花/りょうぶ、ふとい、アマランサス

TMさんの作品です

1作目
大きな鉢のような器に、とても細い花材です。
高く構成して器とのバランスを。
フトイの緑の線とアマランサスの茎の赤い線、1本離して幅をとったのも良かったです。
すっと下がったアマランサスの先、器の色の境目に繋がり、線が伸びて感じます。
全体が縦の動きの中、リョウブの横の動きが効いています。
静かな空気感😊

2作目

わぁ琴みたい!

ふたつの花器の置き合わせで、フトイとアマランサスの茎を曲線にしています。

大きくたわんで、線の重なりが美しいですね。

リョウブとアマランサスの花の、低い位置での動きも素敵です😊


写真(1作目) 正面から→左から

  (2作目) 正面から→上から

花材(左から) りょうぶ[ユキノシタ科]→ふとい[カヤツリグサ科]→アマランサス[ヒユ科













 

2026年6月11日木曜日

自由花/メラリューカ、アリウム・ギガンチウム

HKsさんの作品です

メラリューカの真っ白い花、初めて見ました。ふわふわです。
花が咲いていないものと比べ、葉は濃い緑です。
緑が複雑に混ざっているガラス花器と、色を抑えて素敵ですね。
枝ぶりを素直にいかした構成は、すっきり立ち上げて力強いです。
アリウムの太い直線も効いていますね😊

写真 正面から→左から→右から

花材(左から) アリウム・ギガンチウム[ユリ科]→トルコききょう[リンドウ科]*使っていません→メラリューカ[フトモモ科]








 

2026年6月9日火曜日

自由花/ニューサイラン、たんちょうアリウム、ひまわり

THさんの作品です


1作目

空中に浮かんでいる感じがしますね。

ニュサイランのツンツンした先端のリズム、真正面に向けたヒマワリの熱い視線、おもしろいです。

横から見ると分かりますが、前にぐんとのびて立体的、後方もしっかり入っています😊


2作目

こちらも透明な花器、中が見える利点があります。

縦に長い構成、器の中も下に伸ばすことで、より長く見せることができます。

右下に下がるニュサイランが、目線を下に誘導してくれています😊


写真(1作目) 正面から→左から→右から

   (2作目) 正面から

花材(左から) たんちょうアリウム[ユリ科]→ひまわり[キク科]→ニューサイラン[リュウゼツラン科]