テキストには、
「私の花」とは、花を見つめ、自分を見つめて、
これからどんな花をいけていきたいのか・・・
自分に問いかけていける、というテーマです。
と、なっています。
テキストでの学習を終えるにあたり、
このテーマがもうけられています。
さて、Sさんの作品です。
花材は「ぼけ」「きんぎょそう」「ドラセナ」です。
Sさんは花型法をいけている頃からも、
花ものであっても積極的に撓めることをしていました。
(控)の位置が、しっかり75°を捉えていました。(^^)v
花材と花器の色を重視し、花材を近づけては器選びをしていました。
きんぎそうの色から、花器は鮮やかなブルーのガラス器です。
花器の丸みを帯びた形から、ぼけを撓めて大きな曲線を作り構成しています。
◆正面から
やわらかな風が抜けているような印象です。
大きな花器ですが、ガラスなので思い印象になりません。
金魚草のボリュームがバランスをとっています。
◆やや左から
◆やや右から
◆ぼけ(木瓜)[バラ科]
枝振りがあばれていておもしろいです。
細身なので撓めやすいのですが、戻ってしまう難点も・・・(^^;)
◆きんぎょそう(金魚草)[ゴマノハグサ科]
落ちついた印象のピンク色です。
金魚草は透明感があるので、ガラス器との相性もいいですね。
◆ドラセナ[リュウゼツラン科]
今回のドラセナは「あいちあか」、
通称「あかドラセナ」と呼ばれているものです。
葉のふちが鮮やかな赤です。
◆ふとい「太藺」[カヤツリグサ科]
鮮やかなグリーンの直線です。
今回は使用しませんでした。
◆ガラス器
高さ約33cm、直径約24cmです。
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