2012年12月24日月曜日

クリスマスの花

キリストの誕生を祝うクリスマス。
世界中の人々がさまざまな装飾を施し、この日を祝います。

クリスマスを象徴する花材を取り入れたり、
伝統的なクリスマスカラーを組み合わせたり、
ツリーやリースを型どったり・・・。

★花材
もみ、ひいらぎ、やどりぎ、松ぼっくり、ひば、さんきらい、ポインセチアなど

★カラー
☆白 純粋、喜び、真実、祝賀・・・キリストの出現を象徴するそうです。
☆赤 犠牲、愛、受難・・・聖なる精神を象徴するそうです。
☆緑 希望、生命、未来、不屈を意味するそうです。


さて、Sさんの作品です。

クリスマスを象徴する白、赤、緑のカラーで構成しています。
器も純白を選択しました。

横長に構成し、真っ白いかすみ草をふっくらと丸くまとめて配しています。


 ◆正面から



◆ひいらぎ(柊)[モクセイ科]


斑入りです!
濃い緑一色のものに比べると、やさしく明るい印象です。
葉先のトゲはしっかりあります

キリスト誕生の場面を描いた多くの絵画に、トゲの多い葉が描かれ、
キリストの将来の受難を暗示しているそうです。


◆ばら(薔薇)[バラ科]


           

深紅です。
ひいらぎの緑、かすみ草の白との取合せで、
厳かな印象をもちました。


◆かすみそう(霞草)[ナデシコ科]


純白の花をたっぷりと付けています。
可憐で清潔な感じがします。

いけている間にも、つぼみが弾けて開いてきました。
 ◆さんきらい(山帰来)[ユリ科]


丸い赤い実はドライフラワーの状態になっても、
つやつやとしたままで縮むこともありません。
カクカクした茎はつる状なので、丸めることも可能です。

リースでも、いけばなでも、
クリスマスの装飾に大活躍してくれます。

◆からたち(枸橘)[ミカン科]



鋭いトゲが特徴です。
白く晒し、ドライフラワーになっています。



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