2015年4月23日木曜日

単純化の極(4-8)/さくら、こでまり

今回のテーマは「単純化の極」です。
作品の大小にかかわらず、いけばなを極限まで単純化したかたちで
表現してみましょうというテーマです。
もうこれ以上省略すると、素材がその植物ではなくなってしまう、
いけばなではなくなってしまうという、ぎりぎりまで単純化することを考えます。

Oさんの作品です。

花材は「さくら」「こでまり」です。

サクラの枝を極限まで省略して、縦長に構成しています。
高さだけでなく、下の小枝を残したことでサクラらしさが残っています(^^)
コデマリを足元に添えて、さりげなく、しかししっかりと整えています。
大きめの花器を使用していますが、高さの捉え方が成功して、
バランスも良いですね〜(^^)v

           ■正面から

           ■左から

           ■右から

             ■さくら(桜)[バラ科]

             ■こでまり(小手鞠)[バラ科]

           ■花器(陶器)

幅:46cm、高さ:11cm、奥行:9cmです。

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