まぜざし（4-5）／もも、ゆきやなぎ、やまぶき、アルストロメリア、ストック、ガーベラ、オクラレルカ

今回のテーマは「まぜざし」です。

5種以上の草花を主にした取り合せでいけることを、草月では

「まぜざし」とよんでいます。

花材の種類が多いことで、自ずと色彩に富んだ作品となります。

この色彩をコントロールすることが重要です。

花材と花材、花材と花器の色や質感の調和を考えましょう。

Ｏさんの作品です。

花材は「もも」「ゆきやなぎ」「やまぶき」「アルストロメリア」

「ストック」「ガーベラ」「オクラレルカ」です。

なんと7種！

春の花木が3種も入り、季節感たっぷりの取り合せです。

低く配した草花が楽しくおしゃべりをしているようです（^^）

高く配した枝ものは、春の伸びやかさを感じます。

扇型の水盤がおひなさまの季節によく似合っています。

（2月最終週の作品です）

中央に見せた水面に、水がぬるんでくる季節を感じました。

　　　　　　　　■正面から

　　　　　　　　　　　■左から

　　　　　　　　■右から

　　　　　　　　　　　　　　■もも（桃）［バラ科］

　　　　　■左：やまぶき（山吹）［バラ科］　■右：ゆきやなぎ（雪柳）［バラ科］

　　　　　　■左：オクラレルカ［アヤメ科］　■右：ストック［アブラナ科］

　　　　　■右：アルストロメリア［ヒガンバナ科］　■ガーベラ［キク科］

　　　　　　　　　　　■花器（陶器）