うめ、もも、まんさく、ぼけ、さんしゅゆ、れんぎょう、こでまり、ゆきやなぎ・・様々な花木が咲き誇るこの時季、思いっきり楽しまなくては!😀
お花屋さんが揃えてくださった花材は「うめ、もも、さんしゅゆ、ぼけ」矯めの利くものばかりです。
花材は1作毎くじ引きで決まります。
まずは花材をよく見て、心ときめく線を見つける。
つぎに、矯めてもっと自分の求める線に変えていく。
そして、作品に構成していく。
***太い部分は鋏を入れて、細い部分も先端まで丁寧に矯めて
躍動感ある曲線になりました
全員外や壁に向かって・・・集中力UP🌹
1作目[縦長に構成]
SKさんの作品です。(さんしゅゆ)
真っ直ぐな太い枝が1本だけ、という過酷な条件でした。
太い枝もノコを引いて矯め、小枝の1本1本も丁寧に手を加えて、天井を突くような力強く躍動感ある作品です。
春のぬくもり、やわらかでしあわせを感じる作品です。
片側に寄せて立ち上げるには、しっかり矯めて重心を取る必要があります。
伸びやかに素直に。
母が以前、お節句に飾るのは素直な枝が好き、と話していたのを思い出しました。
KKさんの作品です。(うめ)
天井に届くくらいの大きな作品です。
整理したウメの枝先の鋭さが、作品の表情になっています。
1本の枝からどの線を取り出すか・・。
しっかり見極めて取り出した線に矯めを加え、そして作品へ。
花器を含めておもしろい世界が生まれています。
太く重いサンシュユを、この長さで剣山で立ち上げるのは大変です。
補助の枝を使って倒れない工夫をしています。
真っ直ぐだった太い枝を矯めて、作品が動き出しました。
直線で平面分割したような構成がおもしろいです。
花器の形とも合っています。
立ち上がった位置と傾き、いいですね。
1作目で使った花材を足しても良いことにしました。
KKさんの作品です。(もも、うめ)
長机いっぱいの思い切った構成です。
春が溢れ出して迫力があります。
花器がもつ雰囲気も良い効果になっています。
SKさんの作品です。(もも、さんしゅゆ)
サンシュユの太い枝からモモへと、流れるようにつながっています。
高さを抑えた中の高低差、枝先の表情が作品を動きあるものにしています。
長机と同じくらいの幅、思いっきり横長です。
NHさんの作品です。(うめ)
ウメの枝の太い部分をしっかり折り矯めて、迫ってくる表情は迫力があります。
横長に・・は、忘れてしまったようですね。
OSyさんの作品です。(さんしゅゆ、もも)
差し口を奥にして、サンシュユを折り矯めて構成。
横に伸びたサンシュユの枝が水平で、下の空間に緊張感があります。
もう1本との間にも空間ができました。
短く少量のモモですが、高さも量もちょうど良く、無くてはならないです。
HKさんの作品です。(もも、さんしゅゆ)
モモを矯めて、川が流れている印象です。
サンシュユが戯れて、春を喜んでいるようですね。
YAさんの作品です。(さんしゅゆ、うめ)
サンシュユの太い枝とウメの流れるような枝の関係、左右の異なる構成が、不思議な世界を作っています。
おもしろいです。
HRさんの作品です。(さんしゅゆ)
1本のサンシュユが力強くスーッと伸びて、スピード感があります。
枝先の1本1本を矯めてあり、勝手に動いていくような表情になっています。
KHさんの作品です。(うめ)
思い切り折り矯めたウメが迫ってきます。
真ん中を押さえて後方を高くしてあるので、奥まで連なる感じが気持ちいいです。
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