2013年10月21日月曜日

自由花(ベニアオイ/ローゼル、カークリゴ、アンスリウム)

Sさんの作品です。

花材は「ベニアオイ(ローゼル)」「カークリゴ」「アンスリウム」です。

じっくりと花材を確認したSさんは、
直径5〜6cm、高さ15cm程のパイプに、輪にした鉄棒を付けた花器を選びました。

今回は花器の形状から作品を構成したようです。
すご〜く面白い世界になっています!(^^)v

        ■正面から


カークリゴが描き出している丸みを帯びた三角形が、
鉄棒のいびつな円と響き合っていますね〜。

平面な構成の中で、葉の先端の動きが作品を軽やかにしてくれています。


        ■左から



        ■右から



          ■ベニアオイ(別名:ローゼル)[アオイ科]

面白いかたちの実のように見える部分も茎も、艶やかな紅色です。
実のように見える部分は、萼と苞が肥厚したものだそうです。
食べる事ができるようですよ。


        ■カークリゴ(オオキンバイザサ/大金梅笹)[ユリ科]

熱帯アジアやオーストラリアの明るい林のふち等に生えるそうです。
葉から取れる繊維は、魚網をつくるのに利用されたそうですよ。


       ■アンスリウム(オオベニウチワ/大紅団扇)[サトイモ科]

オオベニウチワの名の通り、面を感じる花材ですね。

元気が無い時は、全体を深水に浸けると良いそうです。
以前花屋さんで、大きな盥に何本も浸けてあるのを見ました。
プールに入っているようで気持ち良さそうでしたよ〜。(^^)

・・・花器の写真を撮り忘れていました。
ゴメンナサイ。

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