一種類の花材(植物)だけでいけます。
一種いけは花材を組み合わせることができません。
その花材の足りない部分を別の花材で補うことができません。
手にした花材の「おもしろい」を作品の中で押し広げるとよいでしょう。
花材をよく見て、触って、「おもしろい」を探しましょう。
枝に葉がついているものもあれば、枝だけのものもあります。
花がついている場合もあります。
その枝にも、撓めの利くものと利かないものがあります。
花材によってできることとできないことがありますから、
何ができるか確認しましょう。
花材は一本いっぽん表情が異なります。
その異なる表情を構成して、「おもしろい」を発信する作品に!
さて、Sさんの作品です。
のびのびと大きく展開しています。
花材は「石化やなぎ」です。
◆正面から
◆左から
◆右から
◆せっかやなぎ(石化柳)[ヤナギ科]
枝の上部が異常生長し帯状になっています。
生長の仕方がそれぞれですから、1本いっぽんの表情が大きくことなります。
帯状の部分は撓めにくいですが、細い部分は他の柳同様に撓められます。
◆花器(ガラス)
高さ約33cm、幅約24cmあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿