草花を主とした、5種類以上の花材を使っていけます。
花材の種類が増えることで、色彩が豊かになります。
それぞれのもつ色や表情ををコントロールして、
作品全体が醸し出す調子を大切にします。
一つの花材だけが目立たないようにしましょう。
さて、Nさんの作品です。
花材は、なんと12種類!
「すすき」「われもこう」「おみなえし」「トルコききょう」「けいとう」
「スプレー菊(黄)」「小菊(白)」「ひおうぎの実」「りんどう」
「ななかまど」「オオアワガエリ(・・・おそらく)」「がくあじさい」
せっかくなので、全種類使用することを目標にしました。
花材の一つひとつは地味な印象なのですが、
12種類も入っているのでさすがに華やかです。
花材の中では「けいとう」の赤が目立つ色ですが、
やや後ろに入れてあり、目立ち過ぎないアクセントになっています。
◆正面から
◆やや左から
◆やや右から
秋の花材ですが、まだまだ暑さが残っています。
水面が涼やかで良いですね。
◆すすき(薄)[イネ科]
◆ななかまど(七竃)[バラ科]
◆がくあじさい(額紫陽花)[ユキノシタ科]
◆おみなえし(女郎花)[オミナエシ科]
◆トルコききょう[リンドウ科]/◆りんどう(竜胆)[リンドウ科]
◆小菊[キク科]/スプレー菊[キク科]/けいとう(鶏頭)
◆ひおうぎ<実>(檜扇)[アヤメ科]
◆オオアワガエリ・・・だと思います。
◆花器(漆器)
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