2012年9月20日木曜日

下からの目線を意識する(4-14)

目線より高い位置に作品を飾ることを想定します。
下から上を見る目線を意識して作品を構成します。

さて、Nさんの作品です。

花器棚の上段を、作品を飾る場としました。

花材は「のばら」「ピンクッション」です。


        ◆やや下からの目線


        ◆さらに下からの目線  


より下からの目線で見る方が、のばらもピンクッションもいきいきと見えます。
下からの目線を意識して構成した効果です!

        ◆やや左から    


目線より上に作品を飾る場合も、奥行をとって立体感のある構成にすることは大切です。

        ◆やや右から        



        のばら(野茨)[バラ科]

まだ実の色はほとんど緑です。
季節がもう少し進むと、赤く熟してきます。
茶色い枝は緩やかな曲がりがありますが、ほとんど撓めが利きません。


           ◆ピンクッション[ヤマモガシ科]

花の姿がそのまま名前になっています。

オレンジ色の方が一般的でしょうか。
茎も葉も固いです。


        ◆花器(陶器)


幅33.5cm、奥行11cm、高さ14cmです。


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