2012年11月18日日曜日

単純化の極(4-8)

これ以上省略することができない、取り除くことができない、
という限界までとことん省き、
単純化してみることがテーマです。

さて、Sさんの作品です。

花材は「ぼけ」「きく」「ドラセナ」です。

用意されている花材の中からどれを使用するか・・・。
使用する花材選びも重要ですね!

花器は、水の波紋のような表情をもつガラス製を選択しました。

Sさんは、最初に3枚あるドラセナから1枚を選び、
すっくと挿しました。
ドラセナの波打っている葉から飛び出すように、
同色の菊を、葉を除いて合せています。
ぼけはよく撓めてあるので、短い一枝ですが勢いがあり、
とても力強い印象です。

 ◆正面から


 ◆左から
 
全体が前傾していることがわかります。

  
ぼけがしっかりと撓められています。
下の花材の写真とくらべると、どのくらい撓められたかがわかりますよ!


◆ぼけ(木瓜)[バラ科]


花数は多くはないですが、枝先に勢いのある花やつぼみがついています。
どこの部分を使うか・・・今日のテーマではとくに重要です。


◆きく(菊)[キク科]


蛍光グリーンの大きめの花は、細い花びらがくるっとカールしています。
サーモンピンクの中くらいの花は、半球状のポンポン咲きになっています。

Sさんはグリーンを選択しました。


◆ドラセナ[リュウゼツラン科]

花材として初めて見ました。
葉の色から、おそらく「ドラセナ・マッサンゲアナ」ではないかと・・・。
鉢物のからすると、葉が大きくしっかりとした厚みがあります。う〜ん(−−;)

しっかりとしている中にしなやかさもあり、とてもおもしろい花材だと思いました。

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