Sさんの作品です。
花材は「アンスリウム」「たんちょうアリウム」「ライラック」です。
Sさんがおもしろいと注目したのは、アンスリウムの色です。
そこで選んだのが、深いみどりいろのドロリとしたガラス花器です。
花器の色、形、たんちょうアリウムの曲線が、
色と形が異なる2本のアンスリウムをすてきにつないでくれました。
ライラックの花をまとめて、こちらも色で見せています。
アンスリウムが花器の口から浮き上がった事で、作品を軽やかにしたようです。
■正面から
■左から
■右から
■アンスリウム[サトイモ科]
原産地は熱帯アメリカです。
日本には明治時代に入ってきたそうです。
「おおべにうちわ」の名がありますが、初めて目にした人々は
驚いたことでしょう。
■たんちょうアリウム(丹頂アリウム)[ユリ科]
くねくねした茎がおもしろいですね。
ぜひ作品にいかしましょう。
「アリウム」はネギの仲間を表す属の学名で、ニラやニンニクも仲間です。
強い臭いがしますので、飾る環境には配慮が必要ですね。
■ライラック[モクセイ科]
リラとも呼ばれています。
日本にはこちらも明治時代にヨーロッパから入ってきました。
関東より以北、北海道に広く植えられています。
大好きな花木のひとつです。
■ニューサイラン[ユリ科]
今回は使用しない事を選択しました。
■花器(ガラス)
高さ:約26cm、直径:約18cmです。
この花器、花を挿すところが逆円錐形・・・あり地獄のような形状です。
挿した枝を外に押し出してしまうんです(××)
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