Nさんの作品です。
花材は、「からまつ」「がま」「ばら」です。
小さな花器に大きな展開を試みた作品です。
最近Nさんは、なぜか極端に小さな花器を選びます・・(^^)
お稽古に「からまつ」 (゚o゚*) オオオ!
主役はやはり「からまつ」です。
新芽がとてもかわいらしいですね〜、
枝もやわらかくしなやかです。
枝に流れがありますので、Nさんは向って左に流しました。
がまの葉も合わせ左への流れを強調していますが、
一部(2〜3枚)を右に流してバランスを取りました。
タテに並べたばらの花が、小さな花器に力強さを与えています。
■正面から
■左から
■右から
・・・花器は面で見せた方が力強いですね。
■からまつ(唐松)
冬に落葉することから「落葉松/らくようしょう」とも呼ばれます。
「唐松」の名は、葉の様子が唐絵に描かれる松に似ていることからだそうです。
落葉針葉樹でマツ属ではありませんが「マツ」と名前につきます。
■がま(蒲)[ガマ科]
細く柔らかで、がまの葉の子どもという感じです。
穂はまだのようですね。
■ばら(薔薇)[バラ科]
ばらの栽培は、紀元前12世紀の古代ペルシアやローマで
既に行なわれていたと記録にあるそうです。
園芸史上もっとも古くから栽培され、品種は膨大で
さまざまな色や形のものがあります。
■花器(陶器)
高さ:約14cm、幅:13.5cm、奥行:12cmです。
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