花材は、
「ぎぼうし」「イタリアンルスカス」「たんちょうアリウム」「アンスリウム」です。
最近、Nさんは小さい花器を選択していましたが、
今回は大きなガラス花器です(^^)
ぎぼうしのやわらかい緑の面、
たんちょうアリウムのくねくねとした茎の線、
アンスリウムの苞の鮮やかな赤い色と形状・・・。
ぎぼうしは右に向う力を、
たんちょうアリウムは上に向う力を、
そして大きなガラス花器・・・。
アンスリウムが作品の中心で3つの力をまとめたようです。
■正面から
■左から
■右から
■ぎぼうし(擬宝珠)[ユリ科]
まるくやわらかい印象で、葉脈が鮮やかに浮き出てきれいです。
表面だけではなく、白く膜がかかったような裏面もすてきです。
■イタリアンルスカス[ユリ科]
葉の裏も表も光沢があります。
イタリアンルスカスは小さく柳のような葉なので、軽やかな印象です。
■たんちょうアリウム(丹頂アリウム)[ユリ科]
花の形状が頂上のみ色づき、丹頂鶴の頭に似ていることからこの名がついています。
くねくねした茎は成長過程で手を加えることで生まれます。
■アンスリウム[サトイモ科]
和名はおおべにうちわ(大紅団扇)です。
花びらに見える部分は苞です。
そして雌しべのように見える部分が花です。
今回のモノは苞にフリルがあります。
■花器(ガラス)
高さ:56cm、口径:10cm、底の直径:18cmです。
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