2014年6月1日日曜日

自由花(だんちく、しもつけ、カンパニュラ)

Sさんの作品です。

花材は「だんちく」「しもつけ」「カンパニュラ」です。

今回は花器を私が選びました(^^)

夏の季節感溢れる花材を、
伸びやかに、涼やかに構成しました。
もちろん水面も作品の一部です。
だんちくの縞にカンパニュラの釣鐘が、風にゆれる風鈴のようです。
しもつけの奥ゆかしい配置もいいですね〜っv(^^)

           ■正面

           ■左から

           ■右から

             ■だんちく(暖竹)[イネ科]

水揚げのよくない花材です。
水切りした後に酢につけます。
イネ科の植物・・・ススキもそうですが、水揚げは酢を使用します。
縦縞がほんとうに涼しげですね。

             ■しもつけ(下野)[バラ科]

こちらも水揚げはよくありません。
水切り後に切り口をたたいてから挿します。
しかしながら、切り口をたたくと剣山には挿せなくなりますから、
剣山に挿す場合は、切り口をたたいて水をのませた後は切り戻す必要があります。

             ■カンパニュラ[キキョウ科]

釣鐘型の花は、透明感がありみずみずしい印象です。
水揚げが良く、見た目の印象よりずっと長持ちして楽しませてくれますよ。
今回のものは枝振りが暴れていて野性的です。

           ■花器(陶器)

直径:約42cm、高さ:約5cmです。
立ち上がりが薄く、水をすれすれまで入れてようやく剣山が隠れるくらいです。

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