2014年7月1日火曜日

縦長の構成・盛花(3-1)/アリウム・リーキー、アンスリウム、ブルーベリー

Oさんの作品です。

いよいよ2冊目のテキストに突入です。
カリキュラム(3-1)は、
植物の上に向って伸びる力を意識して、作品を構成してみるというものです。
今まで勉強して来た「真・副・控」の花型法は[盛花=水盤]でしたが、
花器も水盤からはなれて、変形したものを選んだ方が「縦長」を発想し易いでしょう。

花材は「アリウム・リーキー」「アンスリウム」「ブルーベリー」です。

アリウム・リーキーの曲線をうまく組み合わせて、
立ち昇っていく力を感じる作品になっていますね(^^)
ブルーベリーは、アリウムの曲線を消さないように葉を整理しています。
アンスリウム表情も上に向っていますね。

             ■正面から

             ■左から

             ■右から

             ■ブルーベリー[ツツジ科]

濃い緑の葉蔭から薄緑の実が覗いています。
バランスよく葉を整理することで、実が引き立ってきます。

             ■アリウム・リーキー[ユリ科]

茎の曲線は、栽培中に人工的に作られています。
作品にはこの曲線を活かしたいですね。

             ■アンスリウム[サトイモ科]

アンスリウムの和名は「紅団扇/べにうちわ」です。
アンスリウムも様々な色と形が出回っていますが、
今回のものは「これぞ紅団扇!」という感じがします(^^)

           ■花器(陶器)

幅:40cm、奥行:10cmです。
穴が後にも4つあり、全部で7つです。

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