2012年6月3日日曜日

自由花(ドラセナと)


Aさんの作品です。

花材は、「ドラセナ」「カンパニュラ」「とびしゃが」です。


◆ドラセナ「千年木」[リュウゼツラン科]
ドラセナの名は、リュウゼツラン科のリュウケツジュ属とセンネンボク属を含めた観葉植物の総称で使われている為たくさんの種類があります。
葉の幅がとても細いものもあれば、丸みのある葉が細い枝に枚ずつ付いているものも。
今回は緑が濃く、葉の大きさはどちらかというと小振りです。


◆カンパニュラ[キキョウ科]
みずみずしいパステルピンクの花が鈴なりです。
透明感があり涼を運んでくれます。
釣鐘に似た花の形もかわいらしく、見ているとやさしい気持ちになります。



◆とびしゃが[アヤメ科]    
アメリカシャガの、花が終わった後に子株を付けたものを、その姿からとびしゃがと呼ぶようになったそうです。
子株の下は平で葉のように見えますが、花茎です。

さて、作品です。

ドラセナは茎から外し、丸めたものを構成しています。
カンパニュラも合せ、花器からむくむくと湧き出ているようでおもしろいです。
とびしゃがは作品から飛び出すような印象を与えています。


  ◆作品


ちょっとしたいたずらですが・・・。
同じ形の色違い(黒)の花器を作品の前に置きました。
花器の色が変わる事で作品の印象が変わります。

葉の色が濃い緑の為、花器とドラセナが一体に見えます。
カンパニュラの色がより鮮やかに感じました。



◆花器
約25cm四方で、奥行は約4〜5cm程です。
中央が大きく空いており、華奢な印象です。

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