2014年8月30日土曜日

色をいける・対比(3-9)/石化えにしだ、けいとう

今回のテーマは色をいける(対比)です。
前回は同系色の花材を取り合わせていけましたが、
今回は補色の関係にある色(近い色)の取り合せになります。

Oさんの作品です。

お花屋さんが選んでくださった花材は、
緑の「石化えにしだ」と真っ赤な「けいとう」です。
がっちり補色の関係の2色です。(^^)

石化エニシダの帯のような緑の流れに、
ケイトウを並べて真っ赤な流れを作り、
色だけでなく流れも対比させています。
石化エニシダの細い枝は、下の部分を切り落とし上だけ残しました。
おおらかに上昇していくように感じます。

        ■正面から

        ■左から 

        ■右から

           ■石化えにしだ(石化金雀枝)[マメ科]

石化している部分がコブラ(へび)みたいですね〜(^^;)
おもしろいです!

             ■けいとう(鶏頭)[ヒユ科]

今回のケイトウはけっこう大振りです。
で、茎が細いです。
      
             ■ゆきやなぎ(雪柳)[バラ科]  

ふんわりやわらかな緑です。
今回は使いませんでした。

           ■花器(陶器)

幅:約30cm、奥行:約12cm、挿し口の直径:約10cm

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